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2020安倍前首相の嘘とトンデモ発言総まくり(後編)

安倍の嘘は「前夜祭」だけじゃない 検察庁法改正から河井事件、赤木さん自殺、東京五輪、首相辞任まで…無責任な虚言の数々を忘れるな

「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ。」
読売新聞9月20日掲載のインタビューより

「病気と治療を抱え、体力が万全でないという苦痛の中、大切な政治判断を誤ること、結果を出せないことがあってはなりません」「(いま受けている投薬治療は)予断は許さない」などと言い、安倍氏が総理辞任の意向を公表したのは8月28日のことだった。しかし、それからわずか18日後、まだ総理在任中だった9月15日におこなわれたこのインタビューでは「もう大丈夫」と自ら太鼓判を押し、さらには「(菅)首相から求められれば、(外交特使など)様々なお手伝いもしたい」とまで言い出したのだ。
 本サイトでは、持病の潰瘍性大腸炎再発の兆候があることが判明し悪化していったという6〜7月の首相動静をもとに、その期間に安倍首相がステーキだのフランス料理だのといった会食三昧を繰り広げていたことを指摘、安倍首相が慶應義塾大学病院を受診した時点から「コロナの失政を追及され責任をとらされることから逃げ出すために“体調悪化で辞任”と必死に布石を打っている」「辞任してもそれは体調問題ではなく2度目の政権放り出しにすぎない」と“仮病説”を唱えてきたが、そのたびに「病気の人をそんなに貶めたいか」と攻撃を受けてきた。しかし、辞任後は明らかに3選に向けて精力的に始動していたことや、最近の様子からも、安倍前首相が病気を使って政権を放り出したことは、もはや疑いようもないだろう。
 しかも、辞任した理由は、“特捜部による捜査”を察知したことも大きく影響しているのは間違いない。
 というのも、黒川検事長の“賭けマージャン”問題が掲載された「週刊文春」発売日の5月21日、奇しくもそれまで不受理となってきた「桜を見る会」前夜祭についての3度目の告発状が東京地検に提出されたが、昨年12月10日号の「週刊文春」によると、〈夏に差し掛かる頃〉に特捜部はホテル側から領収書や明細書の提出を受け、8月に入って告発状を〈密かに受理〉したというのである。そして、この情報は安倍首相の耳にも入っていたはずだというのである。
 つまり、黒川検事長という「守護神」がいなくなった上、捜査が開始されたことを知り、“現職総理に捜査”というダメージを受ける前にトンズラを図った、というわけだ。
 もし現職時に捜査を受けたとしても、今回のように不起訴で終われば「自分に問題はない」と言い張って幕引きできたかもしれない。しかし、「アベノマスク」をはじめとする新型コロナのありえない対応もあって内閣支持率は30%台に落ち込み、支持率を不支持率が逆転していた。ようするに、第一次政権のときと同じで、浮上の目がなくなって嫌気がさし、辞任に追い込まれる前に逃げ出しただけなのである。

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「前夜祭」問題について安倍前首相は「説明責任を果たした」とし、今年の衆院選への出馬を表明したが、このように1年間の発言を振り返っても「議員辞職」しかありえないだろう。だが、安倍前首相は衆院選出馬どころか、いまだ3選を諦めていない可能性さえある。
 この1年は、「前夜祭」はもちろんのこと、森友改ざん問題の再調査や河井事件の全容を明らかにし、その責任をとらせると同時に、この嘘つき無責任男の政治生命を終わらせてもらわなくてははならないのだ。

最終更新:2021.01.01 11:01

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