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渡部建問題で橋下徹らのコメントは“性搾取・女性蔑視”容認だ!「世間は女性の人権と言うけど本人たちは…」「なんで断らなかった」

 その後も橋下氏の唖然とするような発言は続く。MCの坂上忍やコメンテーターとして出演していた元「週刊文春」記者の中村竜太郎氏が、モノ扱いされたことを女性は不快に思っていたと返すと、今度はこんなことを言い出した。

「なんで断らなかったんですか? 付き合いを。この現代社会においてね、女性と男性をこれから同等にっていうことのなかで、いま僕らは一生懸命努力して。昔の時代なら断りにくいようなこともあったと思うんですけど、いまの時代、そうではないと思うんです」

 その後も、同様の主張を何度も語っていた。

「事実をもうちょっとフェアに伝えもらいたいと思うのは、やっぱり女性のところで、女性は本当に傷ついて、渡部さんが本当に傷つけて、何か騙したとかなんとかだったら、これは報じて、渡部さんにもそれなりの対応してもらわなければいけないけれども。そうじゃない事実があるんだったら、世間の受け取り方も違うと思うんですよ。僕は、やっぱり裁判でずっと仕事をしてきたから、これはフェアじゃない。渡部さん、防御権を行使しないと。事実については、もうちょっとね、謝るところはしっかり謝らなきゃいけないんだけど、やっぱり女性との関係は、事実が出てくれば、見え方も感じ取り方も世間違うと思うんで。弁護士つけてやってもいいと思うし。そこは文春自身が報道機関という気概・矜持があるんだったら、しっかりそこは伝えてもらいたいと思うんですけど」

「今回の男女の問題っていうのは基本的に犯罪行為でもなければ、渡部さんが騙したり傷つけたり何かやった場合には、徹底的に報じてね、僕らこういう立場で仕事している以上は、そこは報じる必要があると思うんですけれども。そうじゃない限りは、本来は当事者の問題じゃないですか。でもだからこそ一番問題なのは、渡部さんとその女性との関係、その行為が、何か暴力的なことがあったのか」

 橋下氏は「女性は本当に傷ついていたのか」「何か暴力的なことや騙したとかあったのか」と遠回しな物言いをしているが、暴力的なことや騙したとかがないのであれば、渡部が一方的に責められることはないと言っているのだ。

 また、橋下氏は「なんで断らなかったのか」「いまの時代、断にくいなんてことはない」とも話していたが、これもあの卑劣な“性のはけ口”扱いが合意・納得のもと行われた可能性が高いことを示唆したうえ、それなら問題ないと言っているに等しい。

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