「#ほんこんおもんない」というハッシュタグや、ほんこんの似顔絵イラストも、こうしたほんこんの批判封じやネットリンチ・差別攻撃を招いた行為に対するカウンターとして、投稿されたものだった。
そういう意味では、今回のほんこんのツイート問題の背景には、一般人への恫喝、言論弾圧というだけでなく、ネトウヨたちのヘイト体質の問題が横たわっているのだ。
ほんこんが意図的に差別扇動したかどうかは断定できないが、少なくとも、そのユーザーが在日であることを知った上で、どうということのない批判ツイートをわざわざ晒しあげていたのは事実だ。しかも、それを批判されたら、被害者ぶって法的措置をちらつかせ、さらに批判封じをはかったのである。
関西ローカルの出演が多いため、東京ではほんこんの発言はあまり知られていないが、今回の問題で、ほんこんの卑劣な言論弾圧体質が完全に露わになり、そこに差別主義者のネトウヨたちが群がって、差別をさらにエスカレートさせていることもわかった。こんな卑劣な行為を許さないためにも、この芸人の言動をきちんとチェックしていく必要があるだろう。
(編集部)
最終更新:2020.08.28 06:01