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石野卓球がバッシングの裏でマスコミがピエール瀧に出した“媚びまくりの手紙”公開! 逮捕時に続き道徳ファシズムに鮮やかな逆襲

 それもこれも、石野卓球の意地悪すぎる反撃のおかげである。卓球は瀧の逮捕直後、バッシング急先鋒だった坂上忍の『バイキング』(フジテレビ)をはじめとするワイドショーに対して見事な逆襲ぶりを見せたが、今回は、ワイドショーや週刊誌の取材をつぶさに実況することで、その傍若無人なやり口とご都合主義を暴いてしまったのである。

 もちろん、卓球は前回同様、瀧の復帰にイチャモンをつける道徳ファシズムに対しても、皮肉ツイートを連発している。

〈執行猶予期間中って呼吸しちゃダメなんだぜ。〉
〈つか瀧、復帰早くね?〉
〈まだ再犯してねえしさ。それからじゃね?〉
〈世間が許しても俺とバイキング様と女性自身様が許さねえからな!覚えとけ。〉

 さすがと言うしかないが、情けないのはこうした卓球の反撃に対するメディアの反応だ。逮捕直後も、卓球の反撃によって、バッシング報道が一気にトーンダウンしたが、今回も卓球の反撃ツイート以降、すっかり瀧バッシングが鳴りをひそめているのだ。

 言っておくが、メディアは薬物報道のあり方や傍若無人な取材手法を省みているわけでもなんでもない。たんに、ネット上で卓球を支持する声が圧倒的なのを見て、腰が引け始めただけだ。

 薬物で逮捕された芸能人をここまで追及することに社会的な意義があると本気で思っているなら、反論されようと晒されようと、やり続ければいい。ところが、ちょっと反撃されると、とたんに弱腰になり、だんまりを決め込む。これは連中の薬物逮捕芸能人バッシングがたんなる身過ぎ世過ぎの商売でしかないからだ。

 そういう意味では、連中は永遠に反省することはない。瀧にかんしてはトーンダウンするかもしれないが、誰かがまた薬物逮捕されれば、懲りもせず同じようなバッシング報道を繰り返すだろう。瀧バッシングが収まった後も、沢尻エリカが薬物逮捕された際、また同じようなバッシング報道を繰り返していたのを考えれば、火を見るより明らかだ。

 本サイトは、昨年4月、卓球がみせた瀧逮捕報道への逆襲について「卓球の完全勝利」と称賛した一方、「卓球が勝利したからといってワイドショー的な道徳ファシズムが敗北したわけではない」と書いたが、今回もまったく同じことが言えるのではないか。いや、それどころか商売と道徳が合体したグロテスクなファシズムはこれからますます力を強めていくかもしれない。

最終更新:2020.02.07 08:19

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