本サイトでは繰り返し指摘してきたが、安倍政権は、新聞社やテレビ局幹部、情報番組出演者など、メディア関係者と頻繁に会食を繰り返すことで、取り込んできた経緯がある。
たとえば、政治に動きがあるとテレビに頻繁に登場し安倍政権擁護を垂れ流す御用ジャーナリスト・田崎史郎、安倍政権に忖度し『報道ステーション』はじめ政権批判報道をどんどん削っているテレビ朝日の早河洋会長、選挙期間中に安倍首相をゲスト出演させるなど安倍政権PRに協力してきた松本人志『ワイドナショー』……例を挙げればキリがない。
今回、西川とともに会食した古市憲寿も中立なフリをしながら、安倍政権を擁護してきたひとりだし、当の西川も完全にそうだ。
西川は、森友公文書改ざん問題が取りざたされていた昨年3月には、「いちばん嫌いなのは昭恵さんですね。あんなにひどい夫人いますか?」「(危機管理)能力のない人が夫人になって、Facebookやって、バカじゃないのって私は思いますよ」などと昭恵氏のことを手厳しく批判していた
ところが、西川は前述したように、昨年10月30日に昭恵夫人と会食。その後、ツーショット写真をインスタにアップし、こう書き添えていた。
〈安倍昭恵さんとお食事致しました。
余りにも素敵な方でした。
昭恵さんずっと批判していたのに
一回お会いしたら、
総理のお気持ち分かりますって思いました。
お忙しい中 お会いできて、
幸せでした
本当にびっくりするような方です。
2日前なのですが、生気吸い取られました。寝込んでました笑笑〉
そして、『サンジャポ』でも、昭恵氏との会食を報告して、「(昭恵夫人は)バカじゃなかったです。私がバカでした」などとかつての批判を撤回してしまった。