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愛人に溺れるビートたけしが「性的能力ないから不倫じゃない」の錯乱発言! 背景に幹子夫人との離婚調停不調が

 その後も、たけしの暴走は止まらなかった。A子さんと一緒に新事務所「T.Nゴン」を設立、また妻に全財産などと言っていたたけしだが、2016年にはたけしと幹子夫人の夫婦共有だった「等々力ベース」(建物は個人事務所「北野アソシエーション」(代表・幹子夫人)名義)をたけしが個人的に買い取ったのだ。そして昨年4月には、たけしのギャラはすべて「T.Nゴン」が管理するようになり、これまで幹子夫人や長男が代表を務める事務所に振り込まれていたギャラが一切支払われなくなってしまった。その目的はいずれA子さんに財産を残すためだといわれている。

 そして今年3月に勃発したのが「オフィス北野」独立騒動だ。たけしは自ら設立した事務所「オフィス北野」との契約をすべて解消し独立、A 子さんと一緒に設立した事務所「T.Nゴン」に拠点を移した。A子さんのために、映画監督としての「世界のキタノ」ブランドの確立に貢献してきた「オフィス北野」の森昌行社長も、たけしに忠誠を尽くしてきたたけし軍団の面々も切り捨ててしまったのだ。

 しかも独立の際には、独立の背景にある愛人問題から話をそらすために、見捨てたはずのたけし軍団を扇動し、森社長を裏切り者として攻撃させた。

「軍団は森社長を告発する声明文を出しましたが、あれは軍団が自発的に書いたものではなく、たけしさんが書かせたものでした。あの声明文の中身は、たけしさんにメモを手渡されて、それにもとづいて書いたみたいですよ。軍団のなかには、もともと、後からやってきて事務所の幹部におさまった森社長に対して反感があったようですが、あそこまでの憎悪感情はなかった。株のことなんかもまったく知らなかったらしいです。でも、たけしさんに森社長をこらしめろといわれて、断れなかったらしい」(軍団メンバーと親しい芸能関係者)

 そういえば、事務所独立が報じられた直後の4月『情報7days』(TBS)で、たけしは「軍団が出てしまったら会社が潰れちゃうから残した」「(オフィス北野が正常になったらたけしの新事務所に合流すると)約束している」などと語っていたが、いまだそんな動きは見られない。たけしが、自分のイメージダウンを避けるために適当なでまかせを口にしただけだろう。

 そして11月27日には森社長が「オフィス北野」を退任、新社長にはつまみ枝豆が就任したが、稼ぎ頭の俳優・寺島進や浅草キッドの玉袋筋太郎は退社、同じく浅草キッドの水道橋博士は体調不調で長期休養中と、事務所もガタガタという状況だ。

 長年、たけしを支え、「FRIDAY襲撃事件」事件では刑事犯罪に問われる行動までともにした軍団は、愛人のツルの一声であっさりと捨てられてしまったのだ。すべてはA子さんとの生活、カネのためである。面倒見も気前も良かったはずのたけしが、晩節を汚しまくっているとしか言いようがない。

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