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今度はNEWS手越が未成年飲酒! ジャニーズタレントの不祥事を多発させているのは、ジャニーズの隠蔽体質と癒着マスコミだ

手越祐也にも未成年飲酒疑惑が浮上したが、ジャニーズ事務所は今回も甘い処置で終わらせる気なのだろうか?

 NEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキの未成年女性に飲酒を強要した問題につづき、今度は同グループの手越祐也の未成年女性との「飲酒パーティ」を、きょう発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。

 同誌は今回、手越と複数の男女が昨年12月下旬の深夜に六本木の会員制ダーツバーでカラオケに興じる様子を動画で公開。テーブルの上にはシャンパンのボトルやグラス、氷の入ったアイスペールなどが並んでいるが、ここに参加していた女性タレント2人が、当時17歳と19歳の未成年者だったというのだ。

 TOKIO・山口達也の強制わいせつに、同じNEWSの小山と加藤の問題が取り沙汰されたばかりのタイミングで浮上した、手越の「未成年飲酒」疑惑。当然、ジャニーズ事務所には重大な責任があり、その問題性が問われるべきだが、今回も“大甘”な処分で終わるとみられている。というのも、手越は今夜開幕する「2018 FIFAワールドカップ」において、日本テレビのメインキャスターを務めるからだ。

 実際、小山と加藤は未成年飲酒強要の事実が報じられ、小山はキャスターを務めていた『news every. 』(日本テレビ)の出演見合わせをはじめとする活動自粛を発表したが、加藤のほうはコメンテーターを務める『ビビット』(TBS)で謝罪しただけで、ジャニーズ事務所は厳重注意で終わらせた。これは加藤が、7月15日からスタートする日テレの連続ドラマ『ゼロ 一攫千金ゲーム』への主演が決まっているためで、活動を自粛させるわけにはいかなかったのだ。

 しかも、小山にしても、すでに「7月復帰説」が一部スポーツ紙や女性誌で流れている。8月に味の素スタジアムでNEWSのデビュー15周年記念コンサートが開かれるため、それまでに復帰させるというのである。

 これだけ問題が噴出しているのに、結局は事務所の都合を優先させるジャニーズ。一方、今回、手越のパーティに同席していた17歳の女性タレントは、事務所側が飲酒を否定しながらも「18歳未満で深夜に出歩くことは都条例に抵触」するとして、契約を解除することを公表しているのだ。本来、責任をとるべきは、未成年者を深夜のバーに同席させた30過ぎの大人の手越のほうであることは言うまでもない。

 だが、責任をとらないばかりか、ジャニーズ事務所は女性側に非があるような情報をしきりに喧伝。現に、小山と加藤の問題をスッパ抜いた「週刊文春」と同日発売だった「女性セブン」(小学館)は、飲酒を強要された女性がガールズバーでバイトしている人物で、「芸能人と知り合いだということをSNSで自慢していた」だの「(女性が)20歳と嘘をついた」だのと書き立て、録音データの公開が「プライバシーの侵害や名誉毀損の損害賠償」になる可能性に言及するなど、問題を矮小化しようと必死な記事を掲載した。

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