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三浦瑠麗が「正論大賞」授賞式でもスリーパー・セル発言を正当化! 安倍首相も応援メッセージで完全にあっち側の人に

 いずれにしても、この記事を読むと、三浦氏が“知的な中立派の学者”から“極右論壇のアイドル”に舵を切ろうとしていることがよくわかる。

 まあたしかに、あっちの世界では、いくら差別発言をしようが、トンデモ歴史観を披露しようが、フェイクを連発しようが、批判されることはない。それどころか「よくくいった」「さすがルーリー」とちやほやしてくれる。

 知性や知識の欠如がどんどん露呈し、国際政治学者というのがハリボテ、フェイクであることが明らかになりつつある三浦センセイにとって極右論壇は、自尊心を守ってくれ、“上から目線”を続けられる唯一の場所なのだ。

 しかも、これからは、日本の最高権力者も三浦センセイのことを全面的にバックアップしてくれそうだ。昨年、三浦氏が安倍首相のメシ友デビューを果たしたのは記憶に新しいが、安倍首相は今回の正論大賞贈呈式にもビデオメッセージを贈り、「既存メディアの論調などに決して流されることなく、持ち前の冷静な分析力とわかりやすい語り口で、評論活動を通じておられる三浦さんには、初の女性受賞者としても、今後、さらなるご活躍をおおいに期待しております」と三浦センセイにエールを送ったという。

 安倍首相は三浦氏のことを相当に気に入っていると聞く。正論大賞に安倍首相がメッセージを送るのは恒例になっているが、このメッセージも社交辞令ではなく、「これからどんどん強力な安倍応援団になってくださいよ」という期待が込められたものだろう。

 三浦センセイがこの期待の声に応えて、いったいこれからどんな“御用文化人”ぶりを見せるのか。その“ご活躍ぶり”に注目していこうではないか。

最終更新:2018.03.16 02:49

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