アマゾンプライムより
浜田雅功がエディ・マーフィーのコスプレという設定で顔を黒塗りにしたことが、日本のみならず、イギリスBBCやアメリカのニューヨークタイムズでも報じられるなど、国際的な問題となった『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル!絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』(日本テレビ)。
この問題に比べるとあまり大きくクローズアップはされていないが、ダウンタウン松本人志がかかわっている番組のなかでもうひとつ物議をかもしているものがある。
それは、アマゾンプライム・ビデオで配信されている『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』。このネット配信コンテンツは現在、シーズン4まで配信されており、有料ストリーミングサービスのコンテンツながら高い人気と注目を集めているが、ネットには、次のような指摘、苦情が多数投稿されている。
〈ドキュメンタル次回は流石にもう下ネタ自粛して欲しい。シーズン4はライン超えすぎ。笑いよりもただただ下品さが勝ってきてるから〉
地上派放送でなく有料ストリーミングサービスだけの番組のことをいちいち、ポリコレ的にチェックするつもりはないが、たしかに『ドキュメンタル』の下ネタは常軌を逸している。
たとえば、シーズン2では、裸になった小峠英二(バイきんぐ)が掃除機に男根を吸わせて悶絶。シーズン3ではさらに過激化し、春日俊彰(オードリー)が局部の皮を伸ばしてそのなかに人形を入れたり、性感マッサージ嬢に扮した秋山竜次(ロバート)がケンドーコバヤシのパンツのなかに手を入れて局部をしごいたりというようなネタまで放送された。
しかも、この番組にはもうひとつの問題がある。それはシーズン2では大島美幸(森三中)が、シーズン4では黒沢かずこ(森三中)がそれぞれ参加しているのだが、常軌を逸した下ネタに彼女たちを巻き込み、完全なセクハラになってしまっているのだ。