NHKオンラインより
先日発表された『第68回NHK紅白歌合戦』出場歌手に名前がなく、今後の動向が注目されている安室奈美恵。11月22日に行われた木田幸紀放送総局長による定例会見によれば、NHK側は現在でも紅白出場に向けて交渉を続けているとのことで、果たして今後はどのような展開を見せるのだろうか。
そんななか、安室奈美恵自らこれまでのキャリアを総括し、引退の真相についても語ったドキュメンタリー番組『安室奈美恵「告白」』(NHK)が23日に放送された。
そのなかで安室は引退の理由について、「すごく色々ホントにありすぎて深すぎてというところもあるんですけど」としたものの、同時に、気になる発言をしていた。なんと、いまから5年前、2012年の段階で、安室は翌年に引退する決意を固めていたというのだ。
この年はデビュー20周年にあたり、彼女は5大ドームツアーを成功させているが、事務所側には翌年以降も歌手活動するかどうかは考えさせてほしいと伝えてあったという。
ところが、この希望はかなえられなかった。安室はそのときのことを『安室奈美恵「告白」』でこう語っている。
「最終的に20周年が終わったあとに引退することができなかったので、そのときはすべてを本当にやりつくした、自分の思いのたけも、やれることすべてをやりつくしていたので、20周年のあとに引退できないって知ったときに、『あぁ、どうすればいいんだろう』って、燃え尽きてしまっていたので、次になにをするって考えられずにしばらくいて」