朝日新聞で手越祐也が認めるも芸能マスコミは…
本サイトでも報じた博多7億5000万円金塊強奪事件とジャニーズ事務所のアイドルグループNEWSの手越祐也の関係。この事件で逮捕された一人、小松崎太郎容疑者のフェイスブックに手越と思われる人物との親密写真がアップされていることを先日本サイトで報じたが、やはり、写真の人物は手越本人だった。
その真偽に関し26日、ジャニーズ事務所が朝日新聞の取材に応じ、写真の人物が手越本人だったことを認め、「本人も、軽率だったと反省している」とのコメントを出したのだ。朝日新聞によると、事務所のヒアリングに対し手越が「お店でたまたま一緒になり、『一緒に撮って』と求められ、応じてしまった。軽率だった」「写真の人とは面識もないし、名前も知らない。その後の付き合いもない」と語ったという。
“決して親密な関係ではなく、偶然のファンサービス”。どこぞの政治家のような苦しい言い訳だが、こうした事態にジャニーズ事務所が異例の対応をしたのは、ことの重大さを物語っているからにほかならない。さらに、ジャニーズタブーに弱い芸能マスコミでなく朝日新聞だったからこそできた記事だろう。
「この記事を報じたのは、地方局に勤務する若手記者で、この金塊事件もずっと追っている記者です。純粋に事件取材の一貫として取材したのでしょう、容疑者の交友関係を洗うのはごく当たり前のことですから。それに地方局で中央マスコミのジャニーズへの忖度の空気と無縁だったからこそできた記事といえるでしょう」(大手紙関係者)
ジャニーズ事務所所属のタレントの不祥事はウヤムヤになってしまうことが多いなか、手越自身に写真が本人であることを認めさせたのはお手柄だ。
それに引き換え、情けないのは中央の芸能マスコミだろう。というのも、今回ネットでは大きな話題となっていた手越と金塊強奪事件容疑者との関係について、ワイドショーを始めとする芸能マスコミはそれを一切黙殺していた。その理由は言うまでもなく、マスコミのジャニーズタブーにある。センセーショナルな事件の容疑者とタレントの交友疑惑は普通ならワイドショーの格好のネタだ。これがもし弱小事務所のタレントであれば、ワイドショーで騒ぎ立てて、公の場での謝罪にまで追い込んでいたことはまちがいない。しかしジャニーズタブーをまえに、写真の存在を見て見ぬふり、なかったことにしてしまっているのだ。