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安倍政権の北朝鮮危機扇動の中、『グッディ』高橋克実が本質つく発言!「太平洋戦争に突っ込んで行った時と同じ」

 あまりに無責任な発言に頭が痛くなってくるが、しかし、こんなミサイル危機協奏曲を奏でているワイドショーのなかで“当事者”の口から本音がぽろりと漏れたシーンがあった。

 それは、24日の『直撃LIVE グッディ!』。スタジオに“官邸の御用ジャーナリスト”である山口敬之氏と田崎史郎氏をゲストに招き、やはり「ミサイル危機」を煽りに煽ったのだが、番組はじめのMC2人によるやり取りは、実は、この状況の本質を見事に射抜くものだった。

 それは、安藤優子がこう素朴な疑問を呈すところから始まる。

「明日、Xデーかという状況になっているんですけども、うーん、私もまだね、本当にまだ、核実験にせよミサイルの発射にせよ、いまのいまやるとは到底やっぱり思えない。これは甘いのかしらね?」

 すると、普段、政治の話題では素っ頓狂なコメントしかしない(失礼!)高橋克実が、安藤の疑問を受け、神妙な面持ちでこう語り始めたのだ。

「いや、甘いというか、僕は、普通に暮らしている一市民としては、単純にやめてほしいということと、起きなきゃいいっていうぐらいのことで。どうすればいいかっていう手立てもわかりませんけれど」

 高橋はだんだんと力を込めていく。

「ただなんか、昔のね、いっとき日本が太平洋戦争に突っ込んでいくときの、あのときにやっぱり日本の国民も、誰も(戦争を)やりたいと思ってなかったと思うんですよ。北朝鮮のいまのね、暮らしている人たちだって、一部の人間がこうやってるだけで、大勢の人は、絶対戦争をやりたいとなんか思ってないはずなんですよね」

 安藤はここで「私もそう思いますよ」と話を遮るのだが、高橋は被りを気にせず、必死にこう言い続けた。

「いつも、なにか違う力でこうなっていくから。なんとかこれ、止まらないものですかね」

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