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幸福の科学・大川隆法の「星野源」守護霊インタビューを読んでみたら驚愕の内容が…いまも童貞、風呂の鼻歌で曲作り

 当たり前だが、一流のミュージシャンの曲づくりがそんな簡単なものであるはずがない。前述『蘇える変態』では、守護霊ではない星野源自身が曲づくりのプロセスを明かしているのでそちらを見てみたい。

〈まず、家で曲づくりをする。たまに、家ではない場所で作業する時もある。舞台の稽古場やら、ドラマの現場等、楽器が置いてある場所だったら何処でもできる。家でする場合は、机の上にノートを置き、その横にテレコ(簡易録音機)を置いて、ギターを鳴らして歌いながら作っていく。外で作曲する場合も、テレコは常に持ち歩いているので、それに録音して記録する。
(中略)
 運がいい時は5分で一曲できることもあるし、長い時はこの作業の積み重ねで数カ月かかる場合もある。たとえば今回の「夢の外へ」はCMソングなので、放送が開始する何カ月も前に詞とメロディを提出しなければならず、最終的には作曲開始からレコーディング開始までに半年かかった〉

 これで歌詞と曲はできあがるのだが、彼にとって本当に大事な作業はここからだ。基本的にセルフプロデュースで楽曲制作を行い、作詞作曲のみならず編曲も自ら手がける彼は、その編曲こそ楽曲の雰囲気を決定づける最も重要な要素であると語っている。

〈自分のような荒い作り方であっても、音楽という要素の大部分を担っているのは編曲だと思う。同じメロディでも、コードを変えたり、アレンジの施しようによってまったく別の曲になり得る。だからシンガーソングライターと名乗りつつ別のアレンジャーが音を仕切っている作品を聴くと、シンガーソングライターという言葉の持つ「己感」と出てくる音の「己感のなさ」にズレを感じ、違和感を覚えてしまう。だから、何か理由がない限り、アレンジャーは立てないだろうと思う〉

 彼の編曲にかける思いは強く、2016年11月7日放送『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でもこのように語っていた。

「僕、自分で作詞作曲もしているんですが、編曲もしているんですよね。セルフプロデュースで自分でやっているんですけれども、そこのことってやっぱり、あんまり触れてもらうことって少なくて。僕、やっぱり作詞作曲ってもちろん0から1を生み出す作業ではあるんですけど、編曲ってすごく大事なものだと思っていて。その曲の雰囲気とか、それこそテンポとか、たとえばコード進行とか楽器の使い方とか、そういうのも含めて全部編曲なので。もう本当に、実はいちばん編曲というものが大事なんじゃないかなと思っています」

 大川総裁に「降りてきた」星野源の守護霊は、インタビューのなかで何度も「自分はDAIGOのようなイケメンではない」といったような卑下を繰り返しつつこのように語る。

「私が恋をする相手っていうのは、けっこう高望みして、高嶺の花の方が多いから、(略)もう、けんもほろろに、相手にされないかたちでしてね。どこかの誰かさんみたいに「ウィッシュ」とか言って、あんな感じでかっこよく攻められないんですよ」
「外見が悪い私みたいな男は、やっぱり、話でモテなきゃいけないわけですよね」
「私なんかにジーッと見つめられてもね。例えば、私がジーッと五分見つめたら、警察に必ず電話が行きますよ。(頭の横で手をクルクル回しながら)「いま、異常犯罪者からストーカーされております」って、必ず行きますから、駄目なんですよ。ええ、だから、いい男に見つめられるのとは全然ちがう」
「『ブサイクからの出発』っていう本を書くといいと思うんですけど。『それでも私は生きていく』とかですねえ(笑)、まあ、そんな感じでいいと。モテないことを逆手に取って、逆風でも生きていく。それも、ある意味で男らしさじゃないですか。」

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