左・オフィス北野ホームページより
解散まで1週間を切ったSMAP。注目された最後の紅白出場も、23日にジャニーズ事務所が正式に出場辞退を発表。26日に放映が予定されている最後の『SMAP×SMAP』(フジテレビ)でも生出演しないことが正式に決定した。これでSMAPのメンバー全員が一堂に会す機会は永遠に失われたことになる。
そんなSMAPをめぐっては、多くの芸能人や著名人たちがさまざまなコメントを出しているが、しかし、そのほとんどが、何かに怯えたような、そして本質から大きく離れた“どうでもいい”ものばかり。そんな中、“世界のキタノ”ビートたけしが吠えた。
たけしは「週刊実話」(日本ジャーナル出版)1月5・12日合併号のトップインタビュー「ビートたけし 日本一刀両断」に登場し、SMAP問題に斬り込んでいるのだが、持ち前の毒舌が全開。誰もが思っていながら誰も口にできないことにまで踏み込んでいるのだ。
たけしはまず、「オレは国民的と思ったことはないけどさ」とSMAPが“国民的アイドル”であるという前提に疑問を呈した上で、こんなことを言いはじめる。
〈独立しようとしたみんながSMAPを抜けても、SMAPの名前自体はキムタク1人が背負えばいいんじゃねーか。(略)SMAPって名前、メンバーが帰ってくる場所を残しておいた方がいいと思うぜ〉
つまり、SMAPはキムタクが責任をもって維持しろ、というのだが、しかし、これはもちろんキムタク擁護ではない。逆に、キムタクが土壇場で裏切ったことをあげつらい、俳優としてのキムタクにこんな毒舌を浴びせる。
〈裏切り者のレッテルを貼られたキムタクはどうやって汚名返上するんだろうな。いまは、ドラマにキムタクを使ってれば必ず高視聴率を取れるって時代じゃなくなったし。子役で売れた役者と同じで年取ったら使えないヤツっているじゃん。『渡る世間は鬼ばかり』のえなりかずきとか(略)どんなドラマのどんな役にどうやって使うんだって。キムタクもそんな感じで、トレンディードラマ時代のキムタクのイメージが強すぎるし、何やってもキムタクじゃん。最近、司会に出てる坂上忍みたいに、しばらく潜伏期間を置かないと。みんなが忘れた頃に出てこないと無理だよね。いま、キムタクに普通のサラリーマン役やられても、なにやってるんだって感じがあるもんね。〉