「ジャニーズは、とにかくタレントの恋愛を絶対許さないことで有名ですからね。ジュニア時代や売り出し中は、発覚したらクビを切られることもある。ジャニタレが乱交にハマるのはそうやって普段、女性との交際を我慢させられている反動でしょう。いくら恋愛ご法度といわれても、若い彼らは女性への興味をおさえきれない。そこに、アイドルと直接パイプをつくりたいマスコミ関係者が『事務所に絶対ばれないから』『口の固い子をそろえたから』などと乱交パーティーを誘ってくる。それでついつい、というパターンが多いですね」(芸能関係者)
もっとも山田涼介の場合は、冒頭でも指摘したように、これまでの決定的な証拠のあったジャニーズ乱交報道とはちがい証拠もあやふやで確度も低い。
しかし、仮に事実だったとしても、これまでの乱交報道がそうだったように大マスコミが報じることはないだろう。
周知の通り、ジャニーズ事務所からタレントを引き揚げられることを恐れるテレビ局はプロダクション側に忖度することにより、こういったことを報じることは一切ない。
今年5月、山田と同じHey! Say! JUMPのメンバーである中島裕翔が、泥酔した末に30代女性会社員に路上で抱きつき上半身をさわるなどして110番通報された件を「週刊文春」16年5月26日号に報じられたのは記憶に新しい。
この件はジャニーズ事務所も事実と認め、謝罪のコメントまで出している。だが、マスコミは、その直前に報じられた中島と吉田羊との7連泊熱愛は扱ったくせにこちらの事件はいっせいに「なかったこと」にしたのだ。
これが、ジャニーズ事務所や、バーニング系列のプロダクションに所属していないタレントだったらどうなっていたか? まず間違いなく苛烈なメディアバッシングにさらされていただろう。
そう考えると、たとえ発覚したとしても、報道されることなどない、事務所がもみ消してくれる。その驕りが、ジャニーズ=乱交の伝統を築いてしまっているという部分もあるかもしれない。
(新田 樹)
最終更新:2017.11.24 07:43