高田延彦オフィシャルサイトより
昨日、石田純一が都知事選会見で安倍首相の参院選の争点隠しを批判、“参院選の争点は憲法改正”とマスコミに向かって訴えた。石田は自分が芸能人であるという“発信力の高さ”を自覚し、それをいかんなく発揮した格好だったが、参院選に向けて憲法改正の恐ろしさを懸命に発信している芸能人は石田だけではない。
まず、その筆頭に挙げられるのが、元格闘家でタレントの高田延彦だ。高田は昨年の安保法制をめぐる議論でも積極的にその危険性を訴えていたが、現在、高田が危機感を募らせているのは、もちろん自民党による憲法改正だ。
たとえば高田は、安倍政権がアベノミクスによって改憲を選挙の争点から隠そうとしていることを、一貫して広めてきた。
〈自民党公約には憲法改正が末尾にサクッと足してある程度、政権発足から首相が何に最大力点を置いてきたか?秘密保護法に手を付けたあたりから鮮明でした、安倍さんの本丸は間違いなく憲法改正だね、大事なアベノミクス&経済対策も本丸の隠れ蓑かな?〉
〈参院選、政権与党のアベノミクスやら経済争点はカムフラージュ、当然経済重要だが本丸は圧倒的に憲法改正、安保法改正!第二次安倍政権を振り返れば分かりきっている選挙戦略の常套やり口、現政権での緊急事態条項なんて想像もしたく無い悪夢だよ。〉
また、高田は、弁護士の伊藤真氏が上梓した『赤ペンチェック 自民党憲法改正草案』(大月書店)を読んで、自民党の改憲草案を勉強。同書を推薦した上で、〈投票前に開いて見てください、特に全文(前文:引用者注)、9条戦争放棄、12条国民の義務と権利、98条緊急事態、100条改正、101条最高法規、この6つで国が、、〉と、改憲草案のどこが危険なのかを具体的に指摘している。
〈今回の参院選で選挙権を得た若い人たちへ、現行憲法を自民党草案と比較してみてください、天と地がひっくり返るような、とんでもない変更を勝手にしています。恐ろしい行為だ。〉
〈いい加減国民を舐め腐るなよ!です。〉
さらに高田は、安倍首相をはじめとする「改憲反対ばっかり言わずに対案を出せよ」と言う連中にも、きっぱり〈対案は現行憲法だよ〉と突きつけている。
〈自民党憲法草案の対案は『現行の日本国憲法』の他ありません。当たり前のお話です(^○^)〉