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上原亜衣がAV引退後の意外な進路を告白! 引退したAV女優を待ち受ける苦難、鈴木涼美も「覚悟が必要」と

上原亜衣『キカタン日記 無名の大部屋女優からAV女王に駆け上った内気な女の子のリアルストーリー』(双葉社)

 昨年は、浅野えみ、有村千佳、希志あいの、桜井あゆ、美雪ありす、Rio、瑠川リナ、柚月あいなど、人気AV嬢の引退や引退宣言が近年まれに見るほど立て続けに起きた年だった。

 そのなかでもとりわけ大きな話題を呼んだのが、上原亜衣の引退宣言だ。豊洲PITで行われていた国内最大規模のAVイベント「AV OPEN 2015」のステージ上で突如明かされた引退宣言はツイッターを中心に一気に拡散。その日だけで、「上原亜衣」に関するつぶやきは3万件にも達し、『NEWS WEB』(NHK)内の、その日のホットワードを紹介するコーナー「つぶやきビッグデータ」に現役AV嬢である彼女の名が登場するという珍事も起こした。

 そんな彼女が最近『キカタン日記 無名の大部屋女優からAV女王に駆け上った内気な女の子のリアルストーリー』(双葉社)というフォトエッセイ集を出版。そのなかで引退後の進路についてこのように綴っている。

〈AVで培ったワザを活かせる仕事はないか──。
 セクシータレントとして、中国や台湾で頑張ってみるのもいいかもしれない。アダルトゲームの声優さんも、やってみたい。そんな道を考えるようになりました。
(中略)AVの監督にも興味があります。出演者だから気づく視点みたいなものもあるはず〉
〈これからの活動について、いくつかやってみたいことが出てきたと書きましたが、あくまで、なんらかの形でAV業界に携わることをしていきたいと思っています。“AVあっての上原亜衣”です。今でもAV女優であることに誇りを持っています。逆に言えば、AVをやっていない上原亜衣は、上原亜衣ではないのです。だから、一般のタレントや女優としての活動をする予定はありません〉

 5年間の活動期間で1000本近くの作品に出演し、「DMM. R18アダルトアワード2014」では「最優秀女優賞プラチナ」を受賞した誰もが認める「AV女王」の彼女は今後もAV業界で活動し続けるようだ。

 彼女のように、女優としての経験を活かして引退後もAV業界に残るパターンは多い。「SPA!」(扶桑社)2016年3月8日号の特集「「元AV女優」の職業」に登場する水嶋あいさんもその一人だ。現役時代300本以上もの作品に出演した経験と人脈を活用し、現在はヘアメイクとしてAV業界に携わっている。

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