そして、今日になって一転、存続の動きが本格化したことで、スポーツ紙は大慌てでシナリオを書き換え始めている。
「5人は1月6日の時点でSMAP存続で一致していた」「ファンの声後押しでメリー氏が軟化」「木村拓哉がメリー氏に直接電話をしたのが決め手になった」「ジュリー副社長とキムタク緊急会談で存続へ」
今更、何を言っているのか、という感じだが、スポーツニッポンの阿部公輔デスクなどは、今日、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に出演して、これまでの解散報道について、「1月6日の時点で解散が回避されたのはわかっていたけど、一応書いとかないと読者が流れがわからないから」などと無茶苦茶な言い訳をしていた。
まったく開いた口がふさがらないが、さらに唖然とするのは、各紙とも、すべての責任を飯島マネージャーにおっかぶせて、もはや中居たちがいっしょに独立をしようとしたことすら、なかったことにしようとしていることだ。
たとえば、この間、一番ジャニーズの情報操作に乗っかってきたスポニチは、円満独立話はたしかにあったが、それは昨年8月に立ち消えになった話だったと断言。「女性マネジャーが木村さえ口説けば独立できると水面下で独立工作を続け」「自身の生き残りのためを懸け、激しく動き回ったため事態は複雑化した」としたうえで、「中居は独立を画策しているつもりなど一切なかった」と書いている。
すべては飯島のせい──。冒頭に、本サイトの予測どおりになりつつある、と書いた理由が、これでわかってもらえたはずだ。
しかも、この傾向はさらに強まるだろう。これまでスポーツ紙はジャニーズ事務所の情報操作に乗っかって、中居らの批判を書いていたが、明日からは再び中居らもタブーになる。そしてそのかわりに、批判の刃はすべて飯島氏に向かう。