★第9位 「言えば政策の中身をさらすことになる」
(6月17日、民主党・岡田克也氏との討論で)
■説明放棄は当たり前! 北朝鮮ばりの秘密主義を目指していることがあきらかに■
「総合的に判断する」「一概に申し上げることはできない」という台詞など、国会で説明責任を放棄しまくった安倍首相。
しかし、なかでもひどいのは、6月17日、民主党・岡田克也代表との党首討論での発言だ。岡田代表から武力行使の前提となる「存立危機事態」の具体例について繰り返し質問されると、対する安倍首相は「そういうケースで私が述べていくということは、(他国に)政策的な中身をさらすことになる。国際的にもそんなことをいちいち述べている海外のリーダーはほとんどいない」と反論したのだ。
おい、そんなわけないだろ。本当は自国の国民に言えない目論見があるからなのに、平気でこういう言い逃れをする。やっぱりサイコパスである。
しかも、言うに事欠いて、政策の中身を語る海外のリーダーなんていないだと? 逆だろう。リーダーが政策の中身を国民に説明するのは民主国家としての最低限の義務で、それをしていないのは、どこかの独裁国家だけだ。それとも、安倍首相は日本を北朝鮮のような政治体制にしたいのか。
★第8位 「『安倍晋三は生意気なやつだから今度殴ってやる』という不良の人たちがいる」ほか
(7月7日、ネット番組で)
■ヤンキーにからまれたら、戸締りすれば泥棒が……反知性主義的喩え話が止まらない■
「国民に理解を求めるため」などといって、計5日にわたって自民党のネット番組に出演した安倍首相。その模様は「ニコニコ生放送」でも中継されたが、唖然としたのは、彼が持ち出した集団的自衛権のたとえ話だ。