興味関心の幅が広いことはアーティストとしてはとても大切なことだと思う。だが、それにしたって野田の激しすぎるパッションについていくのは、なかなか大変なことだろう。吉高も、Twitterなどで発信される詩的な言葉を見ていると自由でゆたかな発想力の持ち主であることがわかるが、ときとして“不思議ちゃん”と呼ばれることもある。でも、不思議ちゃんぶりならば、野田だって負けず劣らず、いや、もっと縦横無尽な不思議ちゃんだといえそうだ。
はたして、ふたりが別れを選んだ理由はなんだったのか。その真相はわからないが、吉高だけに問題があったわけではないのでは……と感じずにはいられない、そんな野田の日記なのであった。
(大方 草)
最終更新:2015.05.22 11:32