たしかに、12年〜13年にはKis-My-Ft2の横尾渉と二階堂高嗣が舞台『銀河英雄伝説』に出演し、13年末にはA.B.C-Zの橋本良亮と河合郁人が、「日本2.5次元ミュージカル協会」のラインナップにも記されている『音楽劇「ルードウィヒ・B」〜ベートーヴェン歓喜のうた〜』に出演するなど、ジャニーズの2.5次元への歩み寄りが見て取れる。
さらに映画やドラマに目を移せば、近年だけでも『失恋ショコラティエ』(嵐・松本潤主演)、『近キョリ恋愛』(山下智久主演)、『地獄先生ぬ〜べ〜』(関ジャニ∞・丸山隆平)など、人気マンガの実写版をジャニーズが演じてきた。人気作をジャニーズアイドルが演じることは常に賛否両論が付きまとうが、一方で多くのファンを持つジャニーズなら興行的な成功は手堅い。ジャニーズが本格的に2.5次元に進出するのか、注目が集まっている。
(江崎理生)
最終更新:2018.10.18 04:06