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【特別企画】3・11を風化させるな! 被災地で原発で何が起きているのか

ずさんな防災で多数の犠牲者…被災地の無責任市長が今度はネトウヨばり歴史捏造発言!

 さらに、である。佐々木市長は、国の補助金欲しさに、800人もの犠牲者を出した閖上地区の一部をかさ上げして災害公営住宅を建設し、4年前にからくも津波から逃れた被災者を再びそこに住ませようという“現地再建計画”を強引に推し進めようとしているというのだから驚かざるを得ない。13年5月に明らかになった、名取市による「閖上地区まちづくり個別面談集計結果」で、閖上に「戻りたい」と回答した住民は僅か25%に留まったにもかかわらず、だ。

 果たして、この佐々木一十郎という人物の頭の中はどうなっているのか……と首が折れるほど傾げざるを得ないが、そんな折も折、彼の脳内が露わになる“事件”が起こった。

 名取市の広報紙「広報なとり」に、「粋庵」という佐々木市長の連載コラムが載っているのだが、その14年12月号で佐々木市長は、GHQのダグラス・マッカーサー最高司令官が「先の大戦はアメリカが悪かった」「私は反省しています。自虐史観を持つべきは日本ではなく、アメリカです」と日本国民に謝罪している、と書いていた。

 ところが、これが事実誤認、捏造情報だったことから、市民の猛批判を浴び、今年3月2日の市議会で謝罪に追い込まれたのだ。

 このトンデモコラムは当初、名取市役所の公式サイトにも掲載されていたが、現在は削除。市広報のPDFファイルからも、この部分だけ記載が削られて空欄となっているが、名取市議のブログによると、佐々木市長は「アメリカ上院軍事合同委員会の公聴会でのマッカーサーの膨大な証言の抜粋」だとしてこのマッカーサーのこんな発言を紹介していたという。

〈アメリカは日本を戦争に誘い込むためイジメぬき、最後通牒としてハルノートを突きつけました。中国大陸から出ていけとか、石油を輸入させないなど、アメリカになんの権利があったというのでしょう。当時、アジアのほとんどの国は植民地でした。白人は良くても、日本人には許さなかったのです〉
〈国を弱体化する一番の方法は、その国から自信と誇りを奪い、歴史を捏造することです。戦後アメリカはそれを忠実に実行していきました。まず、日本の指導者は間違った軍国主義でアジアを侵略していったと嘘の宣伝工作をしました。日本がアジアを白人の植民地から解放したという本当の理由を隠すため「大東亜戦争」という名称を禁止し「太平洋戦争」という名称を使わせました〉
〈東京裁判はお芝居だったのです。アメリカが作った憲法を日本に押し付け、戦争ができない国にしました。公職追放でまともな日本人を追い払い、代わりに反日的な左翼分子を大学などの要職にばら撒きました。その教え子たちが今、マスコミ・政界などで反日活動をしているのです〉
〈徹底的に検閲を行い、戦争に負けて良かったのだと日本国民を騙しました。これらの政策が功を奏し、今に至るまで独立国として自立できない状態が続いているのです。私は反省しています。自虐史観を持つべきは日本ではなく、アメリカです〉

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