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高市「中傷動画疑惑」で動画作成者が共同通信に詳細証言も…「面識なし」と言い張る高市首相の論理破綻を改めて検証

当の秘書が「週刊現代」に書面で接点を認める回答をしていたのに、高市首相はなんと…

 しかも、この日の質疑では、動画作成者と秘書との関係をめぐり、新たな事実が追及された。実は「週刊現代」の取材に対して、当の木下剛史秘書が動画作成者である松井健氏との関係を認めていたことがわかったのだ。

「現代ビジネス」の記事および、取材したジャーナリストの河野嘉誠氏のXによると、“松井氏が高市陣営のSNS対策を担当していた”という情報を入手した河野氏が高市事務所に質問したところ、高市事務所所長である木下秘書が、書面で接点を認める回答をしていたというのである。

 この「週刊現代」への回答について、立憲民主党の岸議員、共産党の山添議員が質問。当の秘書が書面で接点を認める回答をしていたのだから、さすがの高市首相も逃げきれないだろうと思いきや、その答えは信じがたいものだった。

 立憲の岸議員が、松井氏とのオンライン会議を行なっていたことを認める回答をしていたという事実を突きつけると、高市首相は「週刊誌にうちから回答したということであれば回答したのかと思います」「内容が事実と違うと今朝聞きました」と言い出したのである。

自分の事務所が週刊誌に対して正式に回答した内容が「事実と違う」とは、なかなかお目にかかったことのない弁明だ。接点がないとしてきたこれまでの答弁との矛盾を追及されても、「異なっていない」と反論。「面識がない」と言ってきたとして、面識について「普通、ちゃんと相手とお会いして名前や所属が確認できること」などとまた誤魔化す。「面識がない」と強弁していた際、“オンラインだから会ったうちに入らない”とご飯論法でも繰り出すんじゃないかと、指摘されていたが、本当に言いだすとは……。

 さらに共産党の山添議員が「現代ビジネス」に松井氏との接点を認める回答をしていることを指摘し、「秘書と松井氏との接点があることはお認めなんですね?」と確認すると、「認めていません」と半ば逆ギレしながら語気を強めて答えた。

 なんと高市首相は事務所が書面で正式回答したものを、「回答は事実でない」「認めていません」と言い張ったのだ。

 5日の参院予算委員会ではさらにもう一つ気になる答弁があった。自民党の生稲晃子参院議員が、がん患者の治療と仕事の両立への支援について質問をした際、高市首相は唐突にこんなことを言い出したのだ。

「私どもの事務所にも、すい臓がんのステージ4を告知されたのが去年でしたが、今も元気に働いている木下という秘書がおります」

 すい臓がんを告知されたという木下秘書が、問題の木下剛志秘書なのか、同姓の秘書がもう1人いるのかわからないが、そもそも本人ではない使用者が被使用者の病歴を公開するのは個人情報保護法違反の可能性もある。それをわざわざ実名を出して言及したのはなぜなのか。

ネットでは、木下秘書の参考人招致を拒否するための伏線ではないかという疑念の声が広がっているが、この不自然さはそう疑われても仕方がないだろう。

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