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国民民主党の問題は山尾志桜里や須藤元気より“暴言王”足立康史を候補にしたこと 陰謀論やデマ拡散、山口敬之や統一教会擁護も

国民民主党の問題は山尾志桜里や須藤元気より暴言王足立康史を候補にしたこと 陰謀論やデマ拡散、山口敬之や統一教会擁護もの画像1
国民民主党HPより


 今夏の参院選で“台風の目”となることが確実視されている国民民主党だが、参院選比例代表の公認候補として山尾志桜里氏と須藤元気氏を擁立すると発表したことを受け、ネット上では批判が巻き起こっている。

 須藤氏といえば、新型コロナワクチンをめぐって「打てば打つほど感染する」などと主張するなど、近年は「反ワクチン」の活動も目立っていた。一方、山尾氏は国民民主に所属していた2021年、不倫関係が取り沙汰されていた倉持麟太郎氏の前妻が自殺していたことが報じられ、同年の衆院選への出馬を見送り政界を引退。菅野志桜里として活動をおこなっていた。

 そんなふたりが国民民主の公認候補として正式に発表されたことから、SNS上では〈ありえない〉〈心から失望した〉〈国民民主党ブームもこれで終焉か〉〈ガッカリ感がハンパない〉〈もう国民民主には投票しない〉などと支持者らが猛反発。16日には榛葉賀津也幹事長が「ネット上でさまざまな賛否があるのは承知している」とし、「いろんなものが入るから、ひとつの弁当になる」などと幕の内弁当に喩えて火消しに走ったが、支持者の批判はいまだおさまっていないようだ。

 だが、ネット上では須藤氏と山尾氏ばかりが問題視されているが、国民民主が発表した公認候補のなかには、もっと「ありえない」人物がいる。それは、日本維新の会の元衆院議員である足立康史氏だ。

 ご存知のとおり、足立氏といえば「維新のトランプ」「暴言王」とも呼ばれ、国会議員でありながらSNS上で「朝日新聞、死ね」だの「立民は北朝鮮の工作員」だの暴言やデマを連発・拡散。それは国会でも同様で、懲罰動議が出された回数はじつに6回にもおよぶ。

 たとえば、衆院予算委員会の中央公聴会では、公述人の郷原信郎弁護士に「政治屋」「売名行為」などと発言したかと思えば、加計学園問題で「総理のご意向」と記された文科省の文書の存在を報じた朝日新聞の記事を「捏造」と決めつけたデマを連呼。

 また、安倍政権に批判的な野党を攻撃するという維新スタイルの急先鋒に立っていたのが足立氏で、「(民進党は)国会の恥だ。アホ、バカ、どうしようもない」「民進党は(熊本地震の対応で)足を引っ張っている。ふざけるなよ、お前らホンマに」などと罵倒。

 さらに、足立氏の暴言は玉木雄一郎氏に向けられたこともある。加計学園の国家戦略特区での獣医学部新設が問題となっていた2017年11月15日の衆院文科委員会で質疑に立った足立氏は、「希望の党の玉木雄一郎代表」と名指しした上で、獣医学部新設に懐疑的な日本獣医師会に関係する政治団体から政治献金を受けていると批判。同じく献金を受けていた立憲民主党の福山哲郎氏と、「何らかの権限がある」とする自民党の石破茂氏の3人を「犯罪者」呼ばわりし、「安倍総理に対して、犯罪者たちが周りを取り囲んで非難しているのがいまの国会だ」と言い放ったのだ。無論、この「犯罪者」発言も懲罰動議が出され、国会議事録でも伏せ字となっている。

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