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「卓球・伊藤美誠に妨害ライト」は韓国でなく『スッキリ』のクルーだった! ネトウヨや夕刊フジがヘイトデマ拡散も日テレは事実隠し

新潮の取材に日本テレビが「当該クルーが日本テレビの取材班だったことは事実」と認めた

 さらに、時事通信出身の極右政治評論家・加藤清隆氏も7月31日に以下のように投稿。その投稿には3000件を超えるリツイート、1万件もの「いいね」がついた。

〈卓球女子シングルス準々決勝で伊藤美誠選手に韓国のクルーと見られるカメラのライトが当てられた問題で、同選手への妨害である可能性が出て来た。あれはELGライトと言って、通常は接写する時などに使用される。そもそもスポーツの試合でライトを付けることはない。よく調べた上で、厳重な処分が必要。〉

 また、「証拠映像」として投稿した動画が著作権の問題で削除されると〈著作権を証拠隠滅のために使う姑息なNHKと韓国テレビ局〉だのという陰謀論まで巻き起こる事態となっていた。

 ところが、これらが「完全なデマ」であることが、本日5日になって判明。本日、「デイリー新潮」が「伊藤美誠に“妨害”ライト、韓国メディア犯人説が流布するも、ようやくわかった真相」と題した記事を配信したのだが、記事内では、日本テレビの関係者が「あれは『スッキリ!』のクルー」だと指摘し、「ネットで出回っているNHK中継の画像を見ましたが、右端に森圭介アナ(42)が映っていますし、他にも知った顔が映っています。もちろん彼らに伊藤選手を妨害する意図なんてないでしょう」「スポーツ取材の勝手がわからず、ライトを点けてしまっただけなのではと思います」と証言。

 しかも、この記事が決定的なのは、「デイリー新潮」の取材に対する日本テレビの返答だ。記事では、日本テレビ側も「当該クルーが日本テレビの取材班だったことは事実」と認めているのである。

 じつは、昨日4日の夜、この記事で現場にいたと指摘されている森アナウンサーは自身のTwitterに、〈悔やんでも悔やみきれないことをしてしまった時は、そのこと自体を忘れたくなってしまうけど、もう二度とそんなことをしないように紙に書く。書かずとも胸に刻めばいいと言えるほど、自分を信用してない。書く。忘れないように、書く〉と投稿。これは、「デイリー新潮」に自分たちが問題となっている取材クルーだった事実が出ることを知り、投稿したものなのだろう。

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