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和泉首相補佐官・大坪審議官“安倍側近不倫カップル”の醜聞が止まらない 「文春」より早く2人を告発したブログが新たな音声公開を予告

和泉首相補佐官・大坪審議官安倍側近不倫カップルの醜聞が止まらない 「文春」より早く2人を告発したブログが新たな音声公開を予告の画像1
厚生労働省HPより


安倍首相の新型コロナ対応をめぐる失態が次々発覚し、批判が集まっているが、忘れてはいけないのはクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の存在だろう。

 きょうようやく船長ら乗員が全員下船したが、同船からは死亡者、重症者が続出している。これは乗客・乗員を守るのではなく、とにかく上陸させないよう封じ込めた政府の姿勢がこの結果を招いているのだ。

 実際、政府が同船をただの“厄介払い”の場所としてしか考えていないことを証明するような人事も行われていた。安倍首相側近・和泉洋人首相補佐官との公費不倫問題を追及されている厚労省の大坪寛子・大臣官房審議官が2月の半ばからこのダイヤモンド・プリンセス号に派遣されていたのだ。

 たしかに大坪氏は健康危機管理・災害対策室の担当だが、これまでは東京で記者会見や総理レクを行なってきた。それがいきなりクルーズ船派遣というのは、明らかに、国会やマスコミの追及から身を隠すためだろう。実際、この公費不倫カップルを追及し続けている「週刊文春」3月5日号によると、大坪氏は背中に〈厚生労働省〉と記された紺色のジャージに身を包み、関係者の作業場となっている「サボイ・ダイニング」に詰めているというのだが、なんの仕事をしているのかさっぱりわからない状態だったという。

 しかし、大坪審議官といえば、一連の不倫報道でも明らかになったように、和泉補佐官の虎の威を借りた政策ゴリ押しや傍若無人な言動を繰り返し、いたるところでトラブルを引き起こしている問題官僚。ただでさえ、混乱をきたしているダイヤモンド・プリンセス号に派遣して、大丈夫なのか。

 実際、前述した今週発売の「週刊文春」(文藝春秋)には乗船した医師の証言で、さっそく大坪氏の問題行動が暴露されていた。なんと、感染対策で飲食が禁止になっている作業エリアにスイーツやコーヒーを持ち込んだり、マスクをしていない姿をしょっちゅう目撃され、注意を受けているというのだ(大坪氏本人・厚労省は「文春」の取材に否定)。

 だが、責任はこんな問題官僚を追及から隠すために危機が切迫しているクルーズ船に送り込んだ政府にある。政府はそんな姑息な工作で現場に迷惑をかけるより、大坪氏を即刻戻して一連の問題について国会で説明させるべきではなかったのか。
 
 実際、大坪氏と和泉首相補佐官がやっていることは、ただの不倫ではない、その関係を仕事に持ち込み、行政を歪めているのだ。出張にかこつけた京都不倫デートに始まり、和泉氏による大坪氏の厚労省審議官昇格ゴリ押し、ノーベル賞受賞者の山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所所長への恫喝、和泉氏への海外出張に無関係な大坪氏の同行、二人の部屋を内部でつながっているコネティングルームにしろとの要求……。

 さらに、本サイトがいち早く報じたAMED(独立行政法人日本医療研究開発機構)の問題も、疑惑の火付け役「週刊文春」(2月27日号)が取り上げた。

 あらためて説明しておくと、AMEDとは、安倍政権が「健康・医療戦略の司令塔」として設立させた独立行政法人で、和泉氏が室長をつとめる内閣官房の「健康・医療戦略室」が事実上の上部組織として担当してきた。ところが、大坪氏が和泉氏の威光をカサに健康・医療戦略室の次長に就任してからというもの、ノーベル賞受賞の山中伸弥所長を恫喝したのと同じような高圧的なやりかたで、AMEDの方針にことごとく介入。AMED側がこれに反発し、機能不全状態に陥っていた。

 すると、2019年7月、AMEDの担当である健康・医療戦略室室長である和泉補佐官が乗り出し、AMED幹部を呼び出したのだという。

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