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安倍昭恵「桜を見る会」私物化の実態! 自分が入れこむビジュアル系バンドやトンデモスピ仲間も招待、ケータリング業者も昭恵人脈

契約金額が2倍に膨れ上がったケータリング業者と安倍夫妻の関係、加計理事長も仲間

 本サイトでは、2013年から19年まで「桜を見る会」のケータリング業務を独占して請け負ってきた「JCコムサ」という企業と安倍夫妻の関係について取り上げてきたが(詳しくは既報参照https://lite-ra.com/2019/11/post-5086.html)、このJCコムサの大河原愛子社長の弟で同社の取締役を務めるアーネスト・M・比嘉氏は、今週発売の「週刊文春」(文藝春秋)のインタビューで、比嘉氏の妻が昭恵氏の聖心女子学院の先輩にあたり、昭恵氏とはボランティア活動を通じて交流を深めたと回答。その“家族ぐるみ”の付き合いを明かしている。

「総理や昭恵さんとは長い付き合いの友達として、食事をしています」
「僕とワイフと総理と昭恵さんとの関係があって、姉(コムサ会長の愛子氏)にも昭恵さんを紹介した。ファミリーですから」
「加計さんとは、安倍さんの紹介で会いました。総理が友達を呼ぶ集まりのときに、ご一緒しています」

 つまり、昭恵氏を通じて比嘉氏は安倍首相とも親交を深め、あの加計学園の加計孝太郎理事長とも関係を持っているというのだ。さらに「週刊文春」は、2011年4月に比嘉氏がウェンディーズ・ジャパン合同会社を設立した際にも安倍氏が祝辞を贈ったという関係者のSNS投稿を発掘している。ようするに、比嘉氏と安倍首相の付き合いはプライベート以外にも及んでいるというのである。

 昭恵氏を発端に安倍首相も“家族ぐるみ”の付き合いを深めてきた企業が、安倍首相が主催者となってから「桜を見る会」でケータリング事業を独占し、しかもその契約金額は2013年は972万2000円だったのが、今年は2191万3232円にまで膨れ上がっている──。ここに安倍首相の関与はなかったのか。安倍夫妻の「お友だち優遇」の実態をさんざん見てきた国民から疑いの目を向けられてもけっして不思議ではないだろう。

 昭恵氏による「総理夫人」という肩書を使ったやりたい放題は、森友学園との不当な土地取引および公文書改ざんという国家的な重大問題に発展し、自殺者まで出してしまった。だからこそ、「桜を見る会」の問題でも、「また昭恵夫人か」と終わらせてはいけないのだ。

最終更新:2019.12.06 11:54

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