小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

『グッとラック!』で初MC・立川志らくの安倍政権擁護ぶりを改めて検証! 在特会・桜井誠を評価していた過去も

『グッとラック!』にはせやろがいおじさん出演との情報も!歯止めをかけられるか

 一応、志らくは「だがだからといって在日の人々を一色たんにして攻撃してはいけない。韓国朝鮮は日本を一色たんに攻撃していてもだ」などと予防線を張っていたが、ツイートのなかで「橋下さんと喧嘩した人」と言っているように、この2年前の2014年には当時大阪市長だった橋下徹とヘイトスピーチ問題をめぐって公開直接会談するなど、桜井誠がレイシストであることはすでに一般的に広く知られていた。TBSは、この桜井と橋下大阪市長(当時)との公開会談の様子を報じた際、桜井氏が会談の場に持ち込んでいた自著ヘイト本『大嫌韓時代』にモザイクをかけていたほどだ。

 にもかかわらず、志らくは「ただ在日朝鮮人が全て敵のように聞こえてしまうところが怖い。勿論そうはいってはいないのだろうが」という程度の留保で、「朝鮮人を皆殺しにしろ」と主張していたレイシストを評価していたのだ。

 安倍御用のキャスターは数々いるし、差別に対して“どっちもどっち”的な態度をとるキャスターも少なくない。しかし、さすがに公の場でレイシスト・桜井誠を評価する人間が、地上波テレビの情報番組のMCを務めるというのは前代未聞ではないか。

 もちろん、だからといって、『グッとラック!』で桜井誠のようなレイシストを出演させるとは思わないが、しかし、こうした志らくの本質的な危険性と、付和雷同的な姿勢を見ていると、今後も批判勢力を叩き、安倍政権をアシストしていく可能性は高いと考えざるを得ない。

 しかも、志らくは田崎史郎や八代英輝弁護士のような露骨な安倍擁護と違って、中立を装って“どっちもどっち”論を吐き、そのじつ、批判潰しを展開する。ある意味、丸出しの安倍応援団以上に、タチが悪いかもしれない。

 ただし、ひとつだけ救いなのは、『グッとラック!』では、せやろがいおじさんコーナーを持つという情報もあり、リベラルなスタンスの出演者もいるらしいことだ。なんとか志らくの御用ぶりに歯止めをかけてもらいたい。

最終更新:2019.09.29 04:29

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する