「和田先生には主人の近くで働いてほしい」と公選法違反の“メール”選挙運動呼びかけ
しかも、昭恵氏は挨拶のなかで、このように和田氏のことを猛プッシュした。
「(投票用紙の)2枚目には和田政宗。『自民党』ではなくて名前を書いていただきたいんですね。名前を書いていただかないと、和田先生、当選できません。そして、本当にこの先生は安倍政権のために絶対に力になってくださる。これから日本は世界のなかでもっともっと役割が大きくなってくると、私は主人と一緒に世界に出て行って感じているところですが、そのなかにおいて、絶対に和田政宗先生には、主人の近くで働いていただきたい」
外交で大失態ばかり犯し、嫌韓感情を煽って選挙利用する安倍首相が、世界で役割を果たせるとはとても思えないが、その上、ネトウヨ陰謀脳の国会議員に側近としてそれを支えてほしいって……。「世も末」「日本終わってる」としか思えないが、さらに昭恵氏はこう述べて挨拶を締めくくった。
「きょう、本当にいいなと思ったら、一人ふたり、必ず、お電話をして、メールをして、LINEをして、少しでもこの輪を大きく広げていただきますように、心よりお願いを申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます」
おいおい、電話やLINEはOKだが、選挙運動用の電子メールの送信は候補者・政党等にしか認められておらず、一般有権者が電子メールで特定候補者の投票を呼びかけるのは公選法違反。つまり、昭恵氏はダメ押しで公選法違反の選挙運動を要求したのである。
どこまでいっても反省・学習しない昭恵氏……。森友・加計問題は何も終わっていないというのに被害者ヅラして選挙運動に勤しむこの総理夫人を、このまま野放しにしていていいものなのだろうか。
(編集部)
最終更新:2019.07.18 03:30