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テレ朝『ワイド!スクランブル』で黒鉄ヒロシが“ネトウヨの慰安婦像デマ”をそのまま口にし韓国ヘイト

安倍応援団、ヘイト発言の黒鉄ヒロシを放送番組審議会委員に起用したテレ朝

 しかもこの黒鉄氏、公共のテレビ番組で言葉を失うようなヘイトを重ねたという事実自体、極めて問題だが、実は2017年度までテレビ朝日の「放送番組審議会」の委員を務めていたのである。

 テレ朝の放送番組審議会というのは、〈番組内容の充実・向上を目指すことを目的〉(テレビ朝日HPより)として各界の有識者で構成される組織だが、現在の委員長は、安倍首相の“大ファン”を公言する幻冬舎・見城徹社長。さらに委員として秋元康氏やサイバーエージェントの藤田晋社長が脇を固め、「テレ朝の政権忖度の象徴」などとも批判される組織だ。実際、数年前からはテレ朝の株主総会でも、安倍首相礼賛を繰り返している見城氏らに審議会委員の資格があるのか疑問視する声があがっているが、テレ朝側はいまだに見城氏らを要職につけ続けている。

 本サイトでレポートしてきたように、安倍首相と会食を繰り返す早河洋会長のもと、看板報道番組『報道ステーション』から政権に批判的なニュースが消えていくなど、どんどん政権忖度の度合いを増しているテレ朝。放送番組審議会の委員だった黒鉄氏が、まるで韓国政府と対立する安倍政権の後方支援的な韓国ヘイトを撒き散らしたのも、偶然ではないだろう。

 元番組審議会委員が安倍首相の本音を代弁するかのような差別の扇動を繰り出したのを見るにつけ、もはや、この“政権忖度放送局”に自浄作用など期待できないのかもしれない。

最終更新:2019.02.23 11:38

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