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『バイキング』が加計学園・日大・至学館を徹底比較!いちばん酷いのはどこ?という問いに、坂上忍、土田、東国原は…

加計・日大・至学館のなかでいちばん酷いのは?という問いに、坂上・土田・橋本マナミは…

 この田中の推測はきっと正しいだろう。事実、この夜、日本代表は世間の大方の予想に反して強豪・コロンビアに歴史的勝利。翌日のテレビはW杯の話題でもちきりとなり、加計理事長の会見を取り上げるワイドショーは皆無だった。

 また、政治ジャーナリストの鈴木哲夫は、11時という会見開始時間についても“計算の上”だっただろうと指摘。というのも11時台は、キー局のある関東では加計問題を扱うような生放送の情報番組は『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日)と『ひるおび!』(TBS)のみ。しかも、その時間帯はローカル局では独自の生番組を放送していることが多く、午前中はネットしない地方局も数多い。こうした点を踏まえて、鈴木は「相当、政治的な打ち合せをやって望んでいるなという印象」と語った。

 だが、この『バイキング』の放送でもっとも興味深かったのは、このあとだ。番組では、日大と至学館大学、そして加計学園の対応を列挙したパネルを出し、トップが何回会見をおこなったのか、会見の告知はいつだったのかを比較したのだ。

 さらに、番組は「問題を起こした当事者の不明瞭なコメント」も比較。

日大の内田正人前監督「信じてもらえないかもしれないが指示していません」至学館の栄和人前監督「コミュニケーション不足」
加計学園の渡邉事務局長「その場の雰囲気で思いついたことを話した」

このように三者の「言い訳」を並べたのだ。

 多くのワイドショーが日大や至学館批判に血道をあげる一方、総理大臣による行政の私物化という重大問題でふざけた対応を連発している加計学園のことはスルーしてきた。『バイキング』もどうせ、叩きやすい日大や至学館を批判して加計のことはお茶を濁すのだろう。そう思いきや、坂上は「渡邉事務局長という人のは、ほんとに僕、びっくらこきましたけどね」と憤慨し、「どのコメントがいちばん酷いか」をレギュラーメンバーに尋ねはじめた。しかも、レギュラー陣は一様にこう評したのだ。

「やっぱり『その場の雰囲気で思いついたことを話した』は、相当酷い!」(橋本マナミ)
「しかも半笑いで喋ってましたからね。考えられない」(土田)

 つまり、「史上最悪の対応」とまで言われている日大アメフト部問題よりも、加計学園の対応のほうが「酷い」という結論に達したのだ。

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