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自民党のポスター「政治って意外とHIPHOP」にKダブシャインらラッパーが激怒! 自民党にヒップホップを名乗る資格はない

Kダブシャイン「弱者を切り捨てる自民党のどこがヒップホップなのか」

 それは、Kダブシャインがツイッターに投稿したこの文章が端的に表している。

〈持たざる者、声なき者に寄り添うことでヒップホップはここまで世界的に発展して来たのに、今の与党はそれに反して消費税、基地建設、原発推進、はぐらかし答弁、レイプもみ消しに強行採決と、弱者切り捨て政策ばかり推し進めておいて、そこに若者を集めることのどこがヒップホップなのか解説して欲しい〉

 ヒップホップは、差別されている者たち、虐げられている者たちが、世間に向けて自分たちの窮状を訴え、世の中を変えるための武器として機能してきた。それはいまでも続いており、ケンドリック・ラマー、YG、ジョーイ・バッドアスなど、楽曲を通してドナルド・トランプ以降の激化する人種対立に怒りの声を挙げるラッパーは多く、それらは多くの人に支持されている。ヒップホップとはそもそもそういった文化であり、それはいまでもそうなのだ。

 そして、それはいろいろな人の人生を変え、また、社会をも変えていった。16年7月12日に放送された『Black File』(スペースシャワーTV)でKダブシャインは、当時のヒップホップが草の根から社会を変えていった姿を海外留学中に直で見た衝撃をこのように語っている。

「80年代からヒップホップが盛り上がって、アメリカの人種差別は大きく変わったじゃない? もちろん差別する白人もいるけど、差別はやめようって言う白人もすごい増えたじゃない? 俺はそれが体現するタイミングでアメリカにいたから、ヒップホップにはそれぐらい社会を変える力があるんだっていうところにすごい感銘を受けた」

 Kダブシャインはヒップホップのそのような側面に大きな影響を受けて日本でもヒップホップを定着させるべく音楽活動を始めていくことになるわけだが、それは世界各地で起こっていたことでもある。今月16日、インターネットラジオ・WREP内の番組『Revisited:』で「政治って意外とHIPHOP」問題を扱ったKダブシャインはこのように語っている。

「やっぱりその弱者なり持たざる者に対しての思いやりだったり情けっていうものがあってはじめて、ヒップホップはこんだけアメリカでも大きくなったし、日本にも届いて、世界でも……おそらく、世界中のマイノリティーとか抑圧されているエスニック・グループっていうんですか? 集団は、ヒップホップを希望に生きてきた人たちがいっぱいいるんですよ。もうアフリカとか中東とか、2パック信者みたいなのが死ぬほどいるらしいしね。そうやってヒップホップとは何ぞや?っていうのをみんな考えながらやってきているわけで、そこでこんな新潟の自民党がどんなつもりかはわからないけど、簡単に軽く使ったんだとしたら、ちょっと「ヒップホップ」という名前を使ってヒップホップと言うんだったら、俺たちの話をどこまで聞いてくれるのかな?っていう。ヒップホップの声をどれくらいすくい取ってくれるのかな?とは思いますよね」(ウェブサイト「miyearnZZ Labo」内書き起こしより)

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