”安倍親衛隊”山口氏の出世作となった『総理』(幻冬舎)
元TBS記者で、安倍首相の太鼓持ちとしてワイドショーから引っ張りだこのジャーナリスト・山口敬之氏。そんな今をときめくコメンテーターにスキャンダルがもちあがっているらしい。山口氏自身、8日夜のFacebookでこんな書き込みをしている。
〈【私のスキャンダル記事について】
週末、某週刊誌の記者を名乗る方からメールが来て、私のスキャンダルを取材していて、今週号で書くから質問に答えるよう求められました。
現在眼病で闘病中のため、細かい文字を読むのに大変苦労しましたが、質問状には出来るだけ丁寧にお答えしたつもりです。どのような記事が出るのか、私の回答がどの程度反映されているのか、楽しみに待っています。〉
山口氏といえば、先日も“北朝鮮ミサイル危機がないなんて言っている評論家は全員北朝鮮の毒饅頭を食らっている”などという珍説を唱え、必死で安倍首相を擁護、今や“安倍親衛隊”の筆頭として台頭しているジャーナリストだが、そんな山口氏のスキャンダルを週刊誌が追いかけているというのだ。一体どういうことなのか。
マスコミ関係者をかたっぱしから取材したところ、たしかにある週刊誌が山口氏のスキャンダルを追いかけていた。その週刊誌とは「週刊新潮」(新潮社)。しかも、同誌が記事にしようとしているのは、驚くべきことに女性スキャンダル、レイプ疑惑だという。新潮の関係者がこう話す。
「『新潮』が10日発売の号で、山口氏に無理やり肉体関係を強要されたと告発した女性を取材して、記事にしているようですね。詳細は知りませんが、広告の見本刷りの段階では、右トップの扱いで、“準強姦疑惑”という文言が踊っていました」
これが本当だとしたら、まさに驚愕のスキャンダルだろう。いまのところ、これだけしか情報がないので、真偽や詳しい事実関係ははっきりしないが、「新潮」の記事にはこのスキャンダルにからんでもうひとつ、興味深い疑惑も書かれているという。
それは、この女性が被害を警視庁に告発したにもかかわらず、警視庁幹部の手で揉み消されたとの疑惑。事件そのものが揉み消されたとなれば、大きな圧力が存在したということになる。そのことと、山口氏が安倍首相の“お友だち”であることはなにか関係があるのか。
詳しい経緯は今後引き続き取材して報告していきたいが、安倍首相を巻き込む問題に発展する可能性もあるかもしれない。
(編集部)
最終更新:2017.12.01 04:55