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新閣僚たちは「政治と金」疑惑まみれ! 政治資金で真珠、地酒爆買い、キャバクラ…世耕経産相には原発マネー

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初入閣組に政治資金のアヤシイ使い振りが続々発覚(上・山本公一公式サイトより/下・世耕弘成公式サイトより)


 第三次安倍再改造内閣の新閣僚に、いきなり「政治と金」のスキャンダルだ。環境相として初入閣した山本公一衆議院議員の資金管理団体「地域政経研究会」が2012年と13年に、「真珠製品」などの名目で、計31万5000円を支出していたことが明らかになったのだ。

 山本環境相は8日の記者会見で「地元の愛媛県宇和島市周辺の特産品。宣伝のため選挙区外の人にアクセサリーなどを贈った」などと説明し、「適法だ」と強弁した。だが、政治資金規正法がいくらザル法とはいえ、政治活動の一環と称して真珠購入とは、いったいどういった感覚をしているのか。身内や親しい人間に贈ったのではないかという“公私混同”の疑念は拭えず、大臣としての資質が問われるのは間違いない。

 しかも、山本環境相の“大好物”は真珠だけではないらしい。本サイトで調べていると、同資金管理団体の収支報告書の支出欄には「じゃこ天代」と「みかん代」が大量に存在することが判明。いずれも愛媛県の名産品として知られるが、驚くべきはその支出額だ。2012年から14年の3年間でなんと、じゃこ天に計52万2911円、みかんにいたっては計86万6940円も購入している。本当にじゃこ天やみかんが政治活動に必要だったのか。そして、この大量のじゃこ天とみかんはどこへ消えたのか。まさか有権者のお腹のなかじゃあ……。ぜひ、山本環境相に聞いてみたいものである。

 しかし、こうして得体の知れない嗜好品、贈与品を政治活動と称して購入している閣僚は、なにも山本環境相だけではない。本サイトが調査したところ、出るわ出るわ、用途不明の得体の知れない物品や飲食が。以下、新閣僚に絞って紹介してみよう。

 まずは金田勝年法相。資金管理団体「勝永会」の2014年分収支報告書を見てみると、どうも支出欄に「酒代」が目立つ。計算してみると、14年の一年間で合計61万3148円。まさに“爆買い”である。たしかに金田法相の選挙区秋田県は酒どころとはいえ、どうも酒臭い、いや、きな臭い匂いが漂ってくる。

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