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卑劣! 能年玲奈に「本名使うな」と前事務所から理不尽すぎる圧力が! 能年を完全追放のテレビにクドカンも苦言

 その後、『あまちゃん』終了後には事務所からまともに仕事を回してもらえず生殺し状態に。もちろん出演オファーが来ていなかったわけではない。たとえば、能年自身も出演を熱望していた映画『進撃の巨人』からもオファーが来ていたのだが、それも事務所が勝手に蹴るなどしてレプロが徹底的に彼女を干し上げた。同じ『あまちゃん』でブレイクした有村架純が『ストロボ・エッジ』や『ビリギャル』など次々と話題作に出る一方、『あまちゃん』後に能年が出演したのは『ホットロード』『海月姫』の映画2本と『世にも奇妙な物語』(フジテレビ)のオムニバスドラマ1本のみである。

 そうして能年と事務所の関係は悪化。いよいよ彼女に独立の機運が立ち始めると、レプロ側は、「週刊ポスト」(小学館)や「週刊女性」(主婦と生活社)をはじめとしたメディアを使いネガティブキャンペーンを展開した。「彼女が演出家・演技トレーナーの滝沢充子氏に洗脳されており、マネージャーに罵詈雑言を浴びせるなど態度が変化。コントロールが利かなくなっている」などと報じさせたのだ。この「洗脳報道」について前掲の対談のなかで彼女はこのように話している。

阿川「昨年の春ごろから、その滝沢先生に「能年さんが洗脳されている」という報道が出たでしょ、それらを目にしてどう思われました?」
能年「びっくりしました。「洗脳って!?」って感じです」
阿川「じゃあ、全く事実に反することなんですか?」
能年「はい。滝沢先生には、悩んでどうしたらいいのか分からない時に相談に乗っていただきました。しかも、「こうするべき」とか言うんじゃなくて、「こんな選択肢もあんな選択肢もあるけど、れなはどうしたいの?」ってお話をしてくださる方なんです。洗脳報道が出て以来、先生も精神的に参っていて……」

 そして、契約終了がいよいよ目前に迫った今年5月には、「週刊女性」に〈能年玲奈事実上芸能界を引退へ〉などと報じさせ、スポーツ新聞やテレビのワイドショーにもこの記事に丸乗りして大きく取り上げさせたのは記憶に新しい。その報道の直後、「週刊文春」16年6月9日号で能年の母親がインタビューに答え引退報道を完全に否定することになるのだが、そちらの記事に関してワイドショーは一秒たりとも報道しなかった。バーニングの圧力を恐れたからだ。

 そういったテレビへの圧力は徹底して行われ続けた。その結果、なんと、能年が過去に出演した作品を資料映像として流すことすら出来なくなってしまったのだ。『あまちゃん』脚本家・宮藤官九郎は「週刊文春」16年7月7日掲載の連載コラムでこんな苦言を呈している。

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