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ベッキー、上戸彩、宮崎あおい、蒼井優が14年前に語り合っていたこと そしてその後の4人の分岐点とは…

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ベッキーオフィシャルウェブサイトより


 現在、世間を大いに賑わせているベッキーの不倫騒動。一部報道ではすでに川谷絵音とは決別、「友達として二度と会わない」と宣言したともいわれている。しかし、そんな渦中にありながら出演した生放送ではいつものように笑顔を振りまいたベッキー。それがまたバッシングの火種になっている。

 たかだか不倫、しかも、妻帯者であることを告げずに関係を深めたのは川谷のほうなのに、ベッキーだけがなぜここまで非難されるのか。大手事務所所属の芸能人たちは不倫しても報道さえされないのに……。

 この理不尽な状況を複雑な気持ちで眺めているうちに、10数年前、ベッキーが同世代の人気女優たちと本音を語り合っていた座談会のことを思い出した。それは「日経エンタテインメント」(日経BP)2002年8月号に掲載された『「アイドルという生き方」への本音と反論を語る』という記事だ。

 この座談会、なにがすごいかと言うと、メンバーがベッキーに宮崎あおい、蒼井優、上戸彩の4名というところ。いまでは実現不可能な超豪華メンバーだ。

 といっても、当時はまだそれぞれがブレイク以前。宮崎は同年に公開された映画『害虫』でナント三大陸映画祭コンペティション部門主演女優賞に輝いているが、世間的認知度を上げた『NANA』主演のまだ3年前。蒼井も前年の岩井俊二監督『リリイ・シュシュのすべて』でヒロインを務めたが、この記事での紹介キャッチは「三井のリハウス10代目」。上戸も前年に『3年B組金八先生』(TBS)で性同一性障害に苦しむ難しい役を見事に演じ注目を集めていたが、ドラマの主演経験まだもなく話題作『高校教師』(同)は翌年のこと。ベッキーはちょうどウッチャンナンチャンのコント番組『笑う犬の冒険』(フジテレビ)に出演しはじめたころで、レギュラー番組も増えつつあったが今のように中心的な役割を担っていたわけではない。年齢は、宮崎・蒼井・上戸が16歳、ベッキーは18歳である。

 つまり、まだ「最近よく顔を見るかわいいタレント」ほどの知名度だった4人。だが、2016年現在から考えると、まず彼女たちを「アイドル」と呼んでいることに強く違和感がある。実際、本人たちもアイドルと呼ばれることに抵抗を示し、自分の位置づけをこう述べている。

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