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嵐・櫻井翔の父親、総務省事務次官抜擢の裏に安倍政権の思惑が! テレビ局支配を強化

「ようするに、安保法制や原発再稼働で一番難しい2015年に、桜井氏を次官に据えて、報道ににらみを利かせたいという菅さんの判断だったようです。その時から、桜井氏には『1年待ってくれ』と言っていたらしいですから」(前出・総務省関係者)

 官僚の息子の存在まで利用して報道をコントロールしようというのだから、安倍政権、菅官房長官の権謀術数はすさまじいと言わざるを得ないが、一方、利用されたかたちになった息子の櫻井翔のほうはどうなのだろうか。

 以前は、翔はアイドルになることを反対された経緯から、父親に対して複雑な感情をもち、距離をおいているともいわれていた。しかし、2013年5月、その翔が『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演して、「22、3歳の時に初めてソロコンサートに父親が足を運んでくれて、やっと認められた気がした」とはじめて父との関係を告白している。これはちょうど、翔パパ・桜井俊が審議官に抜擢される直前のことだ。

 なぜこの時期に翔が父親のことを口にしたのか、なんとなく意味深なものを感じてしまうが、いずれにしても、翔と父親は今、お互いを認め合い、利用し合う関係になっているといえるだろう。しかも、妹までが、日本テレビに勤務しており、櫻井一家とテレビ業界の癒着はあからさまなものになっている。

 国民的アイドルの息子をもつ総務省トップはこれからどうテレビ局支配を強めていくのか、そして背後にある安倍政権は……。その動きに注視していく必要がある。
(田部祥太)

最終更新:2015.07.18 07:32

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