浜田家では、子どもたちに関西弁を話させない方針で、子どもに自分の話し方が移らないよう、浜ちゃんも家で会話するときは、関西弁を使わないなどという話も流れていた。都市伝説かと思っていたが、このシティボーイっぷりを見ると、本当だったのか……。
東京で生まれ育つ息子に対して細やかな気遣いをするその思いに膝を打つばかりのエピソードだが、実は、これは浜田に限った話ではないらしい。
「関西出身の芸人さんは、一日中関西弁で過ごしているイメージがあるかもしれませんが、実はそうでもないです。カメラがまわっていないときは普通に標準語で話す人も多いですよ。それで、そういう人に限って、収録になった途端、今どき本場の関西人でも使わないようなキツイ関西弁をわざと使ったりしますから。関西弁は、お笑い芸人にとって“武器”なんです。話は少し変わりますが、そういえば、昔、南海キャンディーズの山里亮太は千葉県出身なのに、笑いのために関西弁を勉強して、エセ関西弁でネタをやっていた時代もあったみたいですからね」(芸能関係者)
もしもハマ・オカモトがコテコテの関西弁だったら、「BRUTUS」のようなオシャレ雑誌で松本隆とのシティボーイ対談にキャスティングされることもなかったかも!? としたら、父の熱心な教育は大成功、ということなのかもしれない。
(新田 樹)
最終更新:2015.07.10 09:02