「ヘイト」を追及し続けるジャーナリスト・安田浩一インタビュー(前)
両論併記に逃げるメディアの傍観者たちは「ヘイト」の意味も危険性もわかっていない!
ヘイトスピーチの問題に関心を持つ人々の中で、ジャーナリスト・安田浩一の名前を知らない人間はいない。「在日特権を許さない市民の会」(在特会)がまだ現在ほど世間にその存在を知られておらず「一部の変わった人々」で片づけられていた2000年代後半から丹念に現場取材に通い、その実態を『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』(講談社)という一冊のルポルタージュ...