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ももクロ・あーりんはなぜ“アイドルのプロ”なのにダイエットしないのか? 真相を母が告白

「だから、みなさん“あーりん”は作られたキャラクターだと思ってらっしゃると思うんですけど、この子自身なんですよね。きっと平気で“あーりん”というキャラを捨てられると思うんですよ。作ったキャラだったら怖くて捨てられないですけどね」

 どうやら“あーりん”は、アイドルらしい姿を追求して完成したものではなく、母の子育てによって形成された佐々木彩夏の本質であり、それが結果的に「佐々木プロ」と呼ばれるまでに至ったのだ。

 とはいえ、ももクロといえば、まったく可愛らしくない扮装をしたり、ステージで茶番劇を演じたり、アイドルらしくないことをするのも大きな魅力のひとつ。プロのアイドルであるところの佐々木は、そういった部分に多少の抵抗もあったという。同誌side-Sのロングインタビューでこう話している。

「ちょっと前まではオチとか本当に嫌だったもん。いまもそんなに好きじゃないけど、空気を読んでやれるようになった。うん、いままでは嫌というより、できなかった」

 ここに出てくる「オチ」とは、コンサートで繰り広げられる茶番劇でのオチを担当すること。つまり、観衆の前でイジられ役を担うということだ。

「自分の恥ずかしい部分とか、自分のダメな部分を出して笑いを取るっていうのは、ちょっと。きっと、プライドが高いんですよ、私。ダメな部分を見せられない」
「ステージに立つ以上、アイドルであっても、アーティストであっても『かっこよくなくちゃいけない』みたいなこだわりはたしかにあって。だから、オチを担当するのが嫌だったのかもしれない」

 この発言を聞く限りだと、「面白いことをするアイドル」としてプロ意識が高いのではなく、「アーティストとしてのプロ」という意識が根底にあるようだ。さらに佐々木はこうも発言している。

「私、あまり心配されるのが好きじゃないし、だれかに相談するのも好きじゃないの。なんだろう、人の手を借りるっていうのがすごく嫌で……」

 アイドルというと、か弱くて未熟で、ファンから「守ってあげたい」を思われるような存在だという考え方もあるが、佐々木の場合は、そうではないのだ。しっかりと自立した存在としてのアイドルが“あーりん”であり、だからこその「佐々木プロ」ということなのだろう。

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