しかし、結論からいえば、そんな下世話な関係は2人の間にはないようだ。というのも、冨永は長渕の妻や家族ともしょっちゅう行動を共にしているからだ。以前本サイトで紹介した長渕の「『an-an』インタビュー改ざん事件」のインタビューの際も、悦子夫人や娘が同席する中、冨永もまたファッションアドバイザーとしてその場にいた。3人は長渕が黙々とトレーニングする傍らで、仲睦まじくそれを見守っている姿も目撃されている。
むしろ、幼少時、親の愛情に恵まれなかった冨永が長渕に父性を求め、すっかり“長渕教”の信者になってしまったというのが、正解だろう。自伝の最後で冨永は長渕へ最大の謝辞を送っている。
「『お前、今のまんまじゃ、ダメだ!! きちんと自分を振り返り、考えなさい!』と、その人、長渕剛さんは強く言ってくださいました」
「音楽家であり、日本の若者のために、ずうっと真摯に歌をつくりつづけてきた長渕剛さんとそのご家族のみなさまには、どれだけ感謝しても、し足りません」
公私ともにすっかり洗脳されてしまった様子の冨永。このままいくと、“おしゃれ”と“コワモテマッチョ”が融合する、今までにないタイプのタレントになるのだろうか。
(林グンマ)
最終更新:2015.01.19 04:45