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あの蛭子さんが「安倍首相の右翼的な動きが怖ろしい」と発言する理由

 ゆえに蛭子さんは「ひとりぼっち」を選ぶ。いや選ぶのではなくそれが蛭子さんにとっての自由であり、快適で自然なことだから。そしてこう思う。「『友だち』って必要なのかなあ」と。

「長いこと、自由であることを第一に考えていると、いわゆる“友だち”と呼ばれるような人は、あまり必要でなくなります。むしろ、友だちがたくさんいると、面倒くさいと感じることも多々あるくらい。友だちはいい存在でもある一方で、ときには、自由を妨げる存在になるからです」

 逆に自分が誰かを誘えば、その人の自由や時間を奪ってしまうことにもなると指摘する。

 蛭子さんは競艇にも映画にも基本はひとりで行くし、共演者とは外で会ったこともない。仕事の打ち上げやみんなと一緒に食事もするのも苦手。ついでに大皿料理も「他人が箸をつけたものを自分の口にいれるっていうことが、生理的にダメ」なので大嫌い。テレビでも思ったことは正直に話す。

「共演者や視聴者からの顰蹙を買うようなことがあっても、自分自身でいるためにはそれしか手段がなかった(それしかできなかった?)。(略)『もっと視聴者受けすることを言わなくっちゃ』とは、絶対に思いませんでした。だって、それではウソになってしまうから」

 そして自由であるためには自分だけでなく他人も尊重するし、他人に迷惑はかけないという。

「他人に迷惑をかけるようなことはしないっていうのが、僕にとって絶対的なものとしてある」
「僕自身が自由であるためには、他人の自由も尊重しないといけないという信念であり、それが鉄則なんです。人それぞれ好きなものは違うし、ライフスタイルだって違う。そこをまず尊重しない限り、いつか自分の自由も侵されてしまうような気がしてなりません」

 自由をこよなく愛し、自分を偽りたくないという蛭子さんは、だからこそ「自由を奪う」戦争は断固として反対だという。そして集団的自衛権について「手出せば倍返しされる」と朝日新聞(6月24日)でこんなことを言っている。

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