能年玲奈オフィシャルファンクラブ「くるぶし。」公式サイトより
ゴールデンウィーク直前に突如巻き起こったのが能年玲奈の洗脳騒動だが、ここにきて所属事務所サイドが本気で“能年潰し”を画策しているとの情報が駆け巡っている。
「なんでも、能年が事務所に対してヤンキーのような口調で罵倒しているテープがあって、それが近く週刊誌にリークされるらしいんです」(芸能関係者)
いったい何が起きているのか。騒動の発端はもちろん、能年の洗脳騒動。能年が所属事務所・レプロエンタテインメントに無断で個人事務所を設立、その背後には演出トレーナーの滝沢充子氏の存在があり、能年は滝沢氏に洗脳されていると複数のメディアが書き立てたことだった。
だが、これに対し洗脳説を真っ向から否定したのが「週刊文春」(文藝春秋)5月7・14日合併号だった。同誌には能年がNHK朝ドラ『あまちゃん』ブレイク以降もいかに事務所から冷遇されていたかが詳細に描かれており、さらに翌号では能年の母親が取材に応じ、「洗脳はありえない」とのコメントを掲載したのだ。そしてこれら記事に激怒したのがレプロだった。
「記事には明らかに能年本人やごく親しい人間しか知り得ない情報が書かれていました。そのためレプロは『週刊文春』に情報をリークしたのは能年本人だと決めつけて、さらに態度を硬化させたようです」(芸能事務所関係者)
実際、事務所サイドはすでに反撃を開始している。5月20日に発売された「週刊新潮」(新潮社)5月28日号が、「週刊文春」の記事内容をことごとく否定するかのような記事を掲載したのだ。
例えば、月5万円とされる能年のギャラについて、“事情を知る業界関係者”が登場し、記事はこう全否定。
「確かに最初は月給5万円でしたが、『あまちゃん』の放送が始まった13年夏には20万円に増額されたし、夏と冬合わせて200万円以上のボーナスも支給されている」
「昨年は夏冬合わせて800万円ほどのボーナスが支給されています」
さらに、極端な人見知りの能年に口をきいてもらえず、精神的に追い込まれ通院したマネージャーもいるなどの証言も掲載されていた。
『あまちゃん』放映後に月給20万円というのは、ロケ先で立替払い等があったらすぐに底をついてしまう額で、けっして高いとはいえないと思うが、いずれにしても、これらの情報は事務所サイドしか知り得ない話。明らかにレプロからのリークと考えていいだろう。