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八代英輝弁護士が「共産党は党の綱領に暴力的革命」とデマ、維新の政治家も丸乗り! 背景に公安調査庁の捏造と野党共闘つぶし

『ひるおび!』で問題発言をした八代氏


『ひるおび!』(TBS)のレギュラーコメンテーター・八代英輝弁護士が、日本共産党をデマ攻撃し、大きな批判を浴びている。共産党がTBSに抗議しただけではなく、ツイッターでは「#八代と田崎をテレビに出すな」というハッシュタグがトレンドになっている。

 問題になっているのは9月10日放送での発言。この日の『ひるおび!』は、自民党総裁選をめぐる政局を大々的に取り上げ、申し訳程度に野党共闘の動きを紹介したのだが、そのなかで、八代弁護士が、共産党、そして共産党も含めた野党共闘についてこう攻撃したのだ。

「志位委員長、共産党の。つい最近、『敵の出方』って言い方やめようって言いましたけども、共産党はまだ『暴力的な革命』というものを、党の要綱として廃止してませんから。よくそういうところと組もうという話になるな、というのは個人的には感じますね」

 しかし、志位和夫委員長や小池晃書記局長らが反論していたように、この八代発言は真っ赤な嘘だ。

「党の要綱」というのは「党の綱領」の言い間違いだと思われるが、日本共産党の綱領に「暴力的な革命」などという文言は一切ない。

 また「敵の出方論」も、暴力的な革命とは何の関係もない。志位委員長が党創立99周年記念講演会などで説明したところによれば、「敵の出方論」というのは「(1)選挙で多数の指示を得て誕生した民主的政権に対して反動勢力があれこれの不法な暴挙に出たさいには国民とともに秩序維持のために必要な合法的措置をとる」「(2)民主的政権ができる以前に反動勢力が民主主義を暴力的に破壊しようとした場合には広範な国民世論を結集してこれを許さない」というもので、相手が不法や暴力に出たとしても、合法的・平和的に抵抗するというものでしかない。

 しかし、産経など右派勢力が「敵の出方」という表現を悪用して、共産党があたかも「敵の出方によっては暴力的手段をとる」かのように喧伝していることから、2004年の綱領改定後は使っておらず、今後も使用しないことを8日の中央委員会総会で表明していた。

 TBSも共産党の抗議を受け、「共産党の綱領には記載がなく、発言は誤りでした」とデマであることを認め、「月曜日の放送で対応することになります」と13日の放送で訂正などなんらかの対応をするという。

 しかし、八代弁護士が、野党攻撃や政権批判封じのためにこうしたデマを吐くのははじめてのことではない。『ひるおび!』の政権擁護論客といえば、田崎スシローこと田崎史郎氏を思い浮かべる人も多いだろうが、八代弁護士も負けず劣らず。森友加計問題からコロナ対策にいたるまで、露骨な政権擁護を繰り返してきた。

 いや、政権擁護だけでなく、嫌韓発言や「ハンギョレ新聞と中央日報と朝日新聞は反日三羽烏」などという、ネトウヨ性をあらわにした発言は、たんなる御用記者の田崎氏以上に悪質ともいえる。

 今回のデマについては、八代弁護士がコメントするのか、局アナが訂正とお詫びを読み上げるだけなのか、よくわからないが、これを機にテレビからとっとと退場してもらいたいところだ。

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