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元日ドラマ『相棒』が今年も安倍政権批判! オトモダチ企業優遇、官僚支配の本質にも踏み込む快作

 これはまさに、安倍首相によるオトモダチ企業の優遇の本質を言い当てるようなやりとりではないか。『相棒』では大物政治家・敦盛と癒着する三雲生命会長が国家主義、全体主義思想の持ち主であるという設定だが、安倍首相の取り巻き経営者も森友・加計、APAホテル、JR東海会長など、歴史修正や排外主義の持ち主が多く、そうしたお友だちと会食などを通じて密接な関係を持ち、様々な便宜や優遇をしてきた。

 しかも、敦盛は直接、優遇を指示していないが、官僚の前で三雲生命をほめることで巧妙に官僚の忖度を引き出していると右京は追及している。これこそまさに、安倍首相の手口そのものだろう。

 さらに、右京と敦盛のやり取りはこう続く。

敦盛「それは面白い仮説ですね。しかしそんな目配せ程度のことで官僚が動きますか?」
右京「あなたは内閣人事局に影響力をお持ちですよね」
亘「厚生労働省では部長から局長に昇級すれば、俸給は3段階上がります。年収は300万以上アップ。在任期間によっては退職金はなんとプラス1000万以上」
右京「しかしその俸給は国民の税金で支払われています。つまりあなた自身は法に触れず、末端の人間に不正を強いているとも言えますねぇ」
敦盛「それはなんの証拠もない。ただの仮説だ」

 そう、右京が「内閣人事局」のことを持ち出しているのだ。ドラマでは内閣人事局に影響を持つ敦盛が官僚と財界人の懇親会を開催。官僚たちの忖度で、三雲生命のブラックぶりが放置されるという展開なのだが、現実社会においても、安倍政権下で内閣人事局が発足、官邸が各省庁の幹部人事を握ったことで官僚が官邸に忖度する構造がさらに強まっている。『相棒』はその問題をクローズアップしたのだ。

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