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横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」38

新潟県知事選“女性差別発言”問題で花角候補を直撃! 隣にいたのに「よく覚えていない」と“柳瀬元首相秘書官”状態

 朝日新聞の記事を精読して問題発言の主旨さえきちんと理解しないようでは、「女性差別発言を問題視していない」と言われても仕方がないだろう。

 直撃を繰り返している間、花角氏の選挙プランナーをしていた三浦博史氏にも女性差別発言について訊いてみたが、「有権者とのコミュニュケーションを妨害しないで下さい」と抗議されただけで、「本人が謝罪声明を出す」といった具体的対応を聞くことはなかった。地元で選挙を仕切る役の自民党新潟県連の柄沢正三幹事長も3日、「朝日の記事は読んでいない」と答え、2回目の直撃取材を打ち切った星野県議も同じような回答だった。

 女性差別発言がまるで問題がなかったかのような対応をする花角陣営に対して、池田千賀子候補の陣営は敏感に反応した。選対本部長の菊田まきこ衆院議員は朝日新聞が報じた3日午前の街宣で、すぐさまこう訴えた。

「どこが(安倍首相がよく言う)『女性が輝く社会』なのですか。結局、経済界のリーダーはこんな感覚。『女なんか、いらない』という発想」

 同日に新潟市内で街宣をした立憲民主党の蓮舫元民進党代表も、安倍政権と二重写しにしながらこう呼びかけた。

「セクハラ被害者の訴えより加害者と疑われた部下を守る(麻生)財務大臣。『女性知事は必要ない』と与党候補を支援する演説で公言した商工会長。『男性の育児は子どもに迷惑』と明言したり、『3人産んだほうがいい』と公言する自民党議員たち。もう、たくさんだ。変えましょう、社会を」

 女性差別発言に対して内容改ざんや取材拒否で取り繕うとする花角氏は、まるで加計問題の官邸訪問の記憶をなくした柳瀬唯夫・元首相秘書官と瓜二つではないか。柳瀬氏同様、安倍政権下で出世してきた元官僚・花角氏だが、今回の女性差別発言とそれをあくまで隠蔽、しらを切り通そうとする体質は、新潟県知事選の結果を左右する一つのポイントになりそうだ。

最終更新:2018.06.09 01:31

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