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三田友梨佳アナが“女性専用車両乗り込み男性”を痛烈批判!「女性専用車両は避難場所、なにが男性差別なのか」

『グッディ』で語られたのは至極真っ当な意見であり、逆に、なぜ他のワイドショーでは女性たちへの卑劣なハラスメント行為に対するこうした明確な批判がコメンテーターの口から語られないのか不思議でならないが、さらに理解できないことには、彼らの意見、とくに三田アナの真摯な訴えに対しネット上では否定的な意見が多数投稿されていることだ。ツイッターにはこのようなコメントが書き散らされている。

〈か弱き女性より、横柄な女性の方が目につく。ガラガラの女性専用車両が隣なのに、そっちに行かない女性も居る。一方的な視点のお話はTVではしない方が良いと思った〉
〈ミタパンが言ったら日本の男性で心動かされる方いるかもしれませんが、やはり女性専用車両ってのは男女差別だと思います〉
〈ミタパンは女性専用車両を避難所だというなら、痴漢対策の避難所なのに「快適だから乗る」「化粧ができるから乗る」「食事ができるから乗る」「座れる」「男が嫌いだから」と痴漢対策とはまったく関係のない理由で乗車している多くの女性についてもコメントしないとね〉
〈単なるワガママの正当化〉
〈どんなに美人でもこういう発言聞くと興醒めする。問題の本質が理解できないかわいそうな人〉

「女性専用車両は男性差別」という主張に同調し、三田アナのほうを非難する声が少なくないのだ。問題の本質をまったく理解していないとしか言いようがない。なぜ女性専用車両ができたかといえば、三田アナやカンニング竹山も指摘したとおり、女性に対して男性が痴漢をはたらくという性犯罪が横行しているからだ。この大前提をほとんど無視して「男性差別」を訴えることは、痴漢は重大犯罪だという認識に立っていない証拠であり、同時に女性に対する暴力や差別を助長・是認する行為である。

 痴漢犯罪の半分以上が電車内で発生している。警視庁が2011年に公表した「電車内の痴漢防止に係る研究会の報告書」によると、2009年に電車内で起こった「強制わいせつの認知件数」は340件、「迷惑防止条例違反のうち痴漢行為の検挙件数(電車内以外を含む)」は3880件にものぼる。

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