今月1日、小泉今日子が1月末をもって所属事務所であるバーニングプロダクションから独立したことを、2015年に設立した制作会社の公式サイトで発表した。
小泉といえば、「芸能界のドン」ことバーニングの周防郁雄社長から並々ならぬ寵愛を受けていたのは誰もが知るところであり、そんな彼女がバーニングから独立するとは、いったいなにがあったのか。
この「バーニング独立問題」に関しては詳報がわかり次第またお伝えするつもりだが、それよりも本サイトが今回注目したいのは、事務所独立に際して小泉自身が発表した文章のなかで、かねてより交際が報じられていた俳優の豊原功補との恋愛関係を認め、しかも、これまですでに離婚しているとされてきた豊原が現在も既婚者でありいわゆる「不倫」であるという事実を明かしたことだ。
小泉のこの告白はさまざまな意味で衝撃だ。まずは、この「不倫バッシング」全盛の時代にあって、わざわざ自分から「不倫」を明かしたこと。これ自体がすでに異例なことだが、この文章にはさらにもうひとつ衝撃的なものがある。
彼女の今回の告白は、芸能マスコミにおける「バーニングタブー」および「バーニングへの忖度報道」の存在を、当のバーニング内部の人間が告発した前代未聞のものだということだ。
事実関係を整理すると、まず、小泉と豊原の関係が報じられたのは2015年3月のこと。「FRIDAY」(講談社)は豊原との2ショットを複数掲載し、「週刊文春」(文藝春秋)も、豊原の個人事務所と同住所に小泉も個人事務所を設立したことをつかみ、豊原との関係を絡めた独立騒動として報じた。
このとき、二人の関係について後追いするメディアはなかった。その裏には、
2誌から連絡を受けたバーニングが、ワイドショーやスポーツ紙の担当者に後追い報道をしないようにという指示をしたといわれているが、実はこの2誌も報じていない疑惑があった。それが2人が「不倫」なのではないかという疑惑だ。
実は本サイトは15年当時、2人の「不倫」疑惑について、マスコミ関係者の以下のような証言を報じていた。
「豊原には離婚歴があるらしいんですが、小泉とは結婚していた時から付き合っていたのではないか、といわれているんです。さらに、現在も別居しているが、まだ籍が抜けていないという情報もある。ところが、両誌はなぜか、そのことに触れていないんです」