その一方で呆れるのが、伝えられる山口氏の近況だ。伊藤詩織さんに対するレイプ疑惑でも醜悪極まりない言い訳を垂れ流している山口氏だが、齊藤社長の逮捕後も、山口氏はこんなことを吹聴しているというのだ。
「安倍さん、麻生さんとは今でも繋がっており、会いたければいつでもセッティングする」(「週刊新潮」1月4・11日号より)
「昭恵夫人との面談ならいつでもセッティングできる」(「週刊新潮」1月25日号より)
しかし、信じがたいのは山口氏の言動だけではない。同誌によると、じつは総選挙後の10月31日にも、山口氏は公邸で安倍首相と1時間ほど話をした、というのだ。たしかに首相動静では前夜から安倍首相は公邸に泊まり、夕方からも公邸で過ごし宿泊している。レイプ事件の逮捕状もみ消しには官邸の介入も疑われているというのに、これが事実ならば、いまだ安倍首相は山口氏と繋がっているということになる。
「モリ・カケ・スパ」と揃った縁故主義による不正疑惑。山口氏の補助金疑惑についても、レイプ事件とあわせて真相究明と国会での追求に期待したい。
(編集部)
最終更新:2018.01.29 01:50