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炎上! 欅坂46「月曜日の朝、スカートを切られた」はどこが問題なのか? 秋元康の歌詞にある女性蔑視思想

 秋元氏の女性蔑視的な歌詞に対しては、つい最近も異論が出たばかりだ。

 アメリカで記録的な大ヒットとなっている映画『ワンダーウーマン』の日本版イメージソングを乃木坂46が担当することになったのだが、そのタイトルが「女は一人じゃ眠れない」というものであり、『ワンダーウーマン』という作品の意義を知っているアメコミファンや映画ファンから大反発を招いたのだ。

 そもそも、ワンダーウーマンというキャラクターは1941年に連載が始まって以来、女性解放運動と縁の深いキャラクターであり、「強い女性」や「自立した女性」の象徴として度々用いられてきた。昨年10月にはキャラクターが国連名誉大使にも任命され、その記念式典の壇上では、1970年代にテレビドラマ版の『ワンダーウーマン』シリーズで主演を務めたリンダ・カーターがこのようなスピーチをしている。

「ワンダーウーマンはみなさんの内なる力を引き出してくれます。世の中の女性のみなさん、女の子たち。あなた方は何にだってなれるのです。夢見ることを忘れないでください。あなたの中のワンダーウーマンは、必ず期待に応えてくれるから」(ウェブサイト「ORICON NEWS」)

 こういった作品に対し「女は一人じゃ眠れない」というタイトルの楽曲があてられることの理不尽さは言うまでもないだろう。しかもその歌詞は〈女はいつだって一人じゃ眠れない/恋が邪魔をしているよ/どうする? 感情が動いて眠れない/胸のどこかが叫んでる寂しくなんかないないない誰かといたい〉という、自立して戦う女性のアイコンであるワンダーウーマンとは真逆の女性像が歌われたものだった。

 これに対し、『ワンダーウーマン』を高く評価してきた映画評論家の町山智浩氏は激怒。ツイッターにこのような文章を投稿している。

〈『ワンダーウーマン』の日本でのイメージソングって「女は一人じゃ眠れない」っていうの? それって正反対のメッセージじゃないの?〉
〈『ワンダーウーマン』さえも「女は男がいないとダメ」という方向にもってっちゃうのか。〉
〈『ワンダーウーマン』のイメージソングとして「強がり言っても女はしょせん男がいなきゃダメなのよ」という歌を男が作り、女に歌わせる悪夢。〉

 秋元氏の女性蔑視的な歌詞をめぐった炎上といえば、「アインシュタインよりディアナ・アグロン」の騒動は記憶に新しい。この曲は昨年4月にリリースされたHKT48のシングル「74億分の1の君へ」のカップリング曲で、その内容があまりに女性蔑視的であったことから、発売されるやいなや炎上した。

〈難しいことは何も考えない 頭からっぽでいい 二足歩行が楽だし ふわり軽く風船みたいに生きたいんだ〉
〈女の子は可愛くなきゃね 学生時代はおバカでいい〉
〈テストの点以上瞳の大きさが気になる どんなに勉強できても愛されなきゃ意味がない スカートをひらひらとさせてグリーのように〉
〈世の中のジョーシキ 何も知らなくてもメイク上手ならいい ニュースなんか興味ないし たいていのこと誰かに助けてもらえばいい〉
〈女の子は恋が仕事よ ママになるまで子供でいい それよりも大事なことは そう スベスベのお肌を保つことでしょう?〉
〈人は見た目が肝心 だってだって 内面は見えない 可愛いは正義よ〉

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